3月5日だからJR35周年 | 空の下、レールの上を人生と共に(JNR Forever)

空の下、レールの上を人生と共に(JNR Forever)

なつかしい人が はるかな日々が 時の流れこえて ほら めぐる旅路さ…

今年は日本の鉄道150年、そしてJR35周年の節目の年。

 

もっとも、JR初年度に登場した新車はありません。

 

JR発足約半年前の「61.11(1986年11月1日)」改正ダイヤが、そのままJRのダイヤとなりました。

 

1885(昭和60)年から新幹線100系・205系、1986年3月3日ダイヤ改正から211系を、61.11改正ではキハ183系500番台を投入するなど、国鉄は新会社の負担を減らすよう配慮したからです。

 

最近鉄道ファンになった方には信じられないと思いますが、「JR」の呼称が発表される前、「北海道会社」「東日本会社」「東海会社」等仮称されていた「新会社」の行末は、相当に不安視されていました。

 

「度々値上げが必要なのでは」等、「年中行事」のように繰り返された国鉄運賃・料金値上げがトラウマになっていたからでしょう。

 

キハ183系500番台は伝統の特急マークと国鉄原色から脱しましたが、塗装のセンスは正しく国鉄。

 

同じような色を使っている253系1000番台とは、段違いのセンス。

 

5003D 特急 北斗3号

キハ183系500番台7連[函ハコ]

1991.12.7 函館

 

JR北海道がもはや鉄道事業者としての活力を失っていることは、不安視された通りです。