春は出会いと別れが付きものです。
乗り鉄でも、この春には出会いと別れがあります。
今日は、来週12日(土)からのダイヤ改正をもって引退してしまう電車のことをまとめておきます。
①JR日光線205系600番台
JR日光線とは、宇都宮から日光までを結んでいます。
車輌は、かつて京葉線で活躍していた「メルヘン顔」というニックネームが付いた205系600番台です。
1編成が観光用に改造され、「いろは号」という素敵な電車が運用されています。
ダイヤ改正により、新型車輌E131系600番台が登場し、ワンマン運転がはじまります。
②JR相模線205系500番台
JR相模線は、茅ケ崎から橋本まで結んでいます。
車輌は、1991年の相模線が電化されたときにデビューした205系500番台です。
この特徴的なお顔が好きでした。
この春のダイヤ改正により、新型車輌E131系500番台によるワンマン運転がスタートします。
③小田急ロマンスカー50000形[VSE]
2005年春の小田急ダイヤ改正からデビューした小田急50000形[VSE]は、小田急の箱根観光をPRするフラッグシップ的な車輌でした。
展望席や車内販売サービスを復活や、サルーン席という個室席を設定したり、小田急ロマンスカーを代表する車輌です。
有名デザイナーを起用し、解放感あふれるドーム形の天井や、景色を楽しめるように、座席角度を5度傾けるなど、面白い工夫が見られます。
2006年には、鉄道友の会より「ブルーリボン賞」を受賞しました。
この春のダイヤ改正により、定期運用から引退し、その後イベントなどの臨時列車に使用され、2023年秋頃に完全に引退となるそうです。
おかげさまで、年末年始等に乗り鉄で、しっかりとお別れできてよかったです。
さぞ今は多くの鉄道ファンで混み合っていることでしょう。
引退は非常に寂しいです。
しかしたくさんの思い出を残してくれました。
鉄道会社の皆様に感謝いたします。