2021/12/27 その2 折尾駅鷹見口短絡線への最後の訪問 | 金屋代かずおのお部屋

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(役目を終える鷹見口)

 

この記事の続きです.

 

折尾駅を訪問したのは2022/3/11をもって役目を終える鷹見口を最後に見ておく,鷹見口短絡線(※)を最後に乗っておくためです.

折尾駅での切り替え後の鷹見短絡線は「1・2番のりば」となります.既に構築物は完成済みです.

兼ねてからの計画がついに完成しました.

鷹見短絡線は2022/3/12ダイヤ改正前後とも,朝夕のみの列車の運行です.そこで周りを見ておくことにします.

かつては西鉄北九州線も乗り入れていました.「ねじりまんぼ」という構造の煉瓦造りの高架橋があり,現在でも一部が保存されています.

堀川沿いの商店街はそのままです.

しかし,その先には廃墟となった,若松方面発着の旧1・2番のりばの姿がありました.

それでは実際に鷹見口短絡線経由の列車に乗ってみましょう,ということでまずは若松方面からの列車に乗ります.切り替え後の新線はやや遠回りして地下トンネルに入り,その中で鷹見短絡線と合流します.地下鉄のようです

旧線と合流します.

筑豊本線はかつて貨物列車が走っており,複々線であった時期がありました.そのため鉄道敷地は広いです.次の駅「東水巻」で降ります.

ログハウスの駅舎となっています.中には「1988年に日田杉を使用して建てられた」という水巻町の説明文がありますが,残念ながら落書きがなされています.ここは北九州市ではありません.

待つこと数十分,鷹見短絡線経由の列車がやってきましたので乗ります.817系が使用される黒崎行きでした.録り損ねましたが,折尾駅では乗り換えに歩いて連絡することも放送されていました.

ロングシートゆえに車窓の撮影は難しいです.新線と分かれます.

さらに若松線跡とも分かれます.利用者も多く,鷹見短絡線新線は間違いなく地域から求められていた路線であることがよくわかります,というより,鷹見短絡線が「福北ゆたか線」本線です.

その後,門司港駅に戻りました.

門司港駅は夜の方が綺麗なような気がします.

 

最後の最後に鷹見口短絡線を乗車できて良かったと思います.

 

※当ブログでは鹿児島本線・黒崎〜筑豊本線・東水巻を結ぶ短絡線を「鷹見短絡線」として表現していますが,この記事では2022/3/2現在の「A・B番のりば」を通過する経路を「鷹見口短絡線」として区別します.新線の「1・2番のりば」を経由する路線も,当ブログでは今後とも「鷹見短絡線」と表現します.

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やや当時の筆者の思惑と異なる形ではありますが,記述した内容は本当にその通りになってしまいました.