「スペーシア八王子きぬ」で行く野岩・会津鉄道の旅(1日目)

今回は八王子~鬼怒川温泉間で運転された臨時列車「スペーシア八王子きぬ」に乗って野岩鉄道・会津鉄道へ出掛けましたのでそのレポートです。
なお、時系列としては、「Mt.TAKAO号に乗車!」の続きとなります。
内容に直接的な関連はないため、必ずしもご覧になっていなくてもこの記事の内容の理解に支障はありませんが、興味があれば併せてご覧下さい。

今回の活動内容


それではまず今回の活動内容の説明から始めますが、八王子駅からこの活動のメインである「スペーシア八王子きぬ」に乗車し鬼怒川温泉まで行ったら、一旦下今市まで戻ってから6050系普通列車で会津田島まで乗車、最後は会津鉄道で会津若松まで行って宿泊して1日目は終了です。
2日目も会津鉄道・野岩鉄道を経て鬼怒川温泉まで戻ってきてから「スペーシア八王子きぬ」に乗って八王子へ戻り活動終了という1泊2日の活動となっています。
目的としては、「スペーシア八王子きぬ」に乗るついでに野岩鉄道・会津鉄道で6050系に乗っておこうという感じですね。
特に会津鉄道からは6050系が完全撤退することが発表されましたからさよなら乗車の意味合いもあります。
なお、部分的に折り返して乗車したりする箇所もありますが、細かい部分は読みながら把握していって下さいw

八王子駅からレポート開始

まずは「スペーシア八王子きぬ」が発車する八王子駅からレポート開始です。
私の行動としては「Mt.TAKAO号」を高尾山口で降りて八王子まで移動の上でこの活動になっていますが、道中特にネタはありませんので八王子からとします。


まずは発車標ですが、列車名が長すぎて行先や発車時刻と言った大事な情報が表示しきれないというw


フォーマットが崩れていますが種別・行先・時刻の表示も交互に出るようになっていました。
臨時列車の発車標ってこういうのがあるから面白いですw


ホームには仮設の乗車位置案内が用意されていました。


通路上の発車標も

さて、あとは入線を待つばかりですが、既にホーム上のめぼしい場所には撮影者が集まっていてアングルなどはかなり妥協しなければならなそうです。


↑入線シーンです。
使用されるのは東武100系「スペーシア」であり、普段八王子駅にやって来ることはない車両ということもあって注目を集めていましたね。


写真でも撮っておきましょう。


中央線との並びも結構レアだと思います。
一応、新宿駅で並ぶ可能性はありますが、このように綺麗に並べて撮れる場所を新宿駅では知りません。


E353系「あずさ」との並びも撮ったら乗車すべく向かいのホームへ移動です。
私はいつも乗車と撮影をセットで行うことが多く、どちらかと言えば撮影を犠牲にせざるを得ないことが多いのですが、今回は比較的入線から発車まで余裕があったので撮影もそれなりに満足の行く結果となりました。


人が多くて撮影が難しいですがなんとかもう1枚w


ホームでは横断幕を出して駅員さんたちがお見送りをしてくれていました。


ただ、幕は回送のままですがw
鬼怒川温泉行きなら定期列車でも存在するので表示されるのではないかとしばらく粘ってみましたが、回送のまま発車時間が迫ってきたので諦めて乗り込みました。

車内はほぼ満席状態でかなり混み合っていたので車内の撮影は自重しましたが、やっぱり100系スペーシアの座席は快適でいいですね。


↑もはやお約束ですが、車窓は動画でどうぞ
全区間で3時間近くあるのでモバイル回線などの方はデータ量にご注意下さい。

さて、ここで「スペーシア八王子きぬ」について解説を入れておきましょう。
元々、「きぬ」は東武鉄道が伊勢崎線(スカイツリーライン)、東武日光線・東武鬼怒川線の浅草~鬼怒川温泉間で運行している特急列車であり、その派生として、JR東北本線・山手貨物線に直通し、新宿~鬼怒川温泉間を結ぶ「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」というのがあります。
どちらも毎日運転される定期列車なんですが、2022年1月29日・30日の2日間に限り、通常は乗り入れない武蔵野線・中央線に直通し、八王子~鬼怒川温泉間で運行されたのが今回の「スペーシア八王子きぬ」というわけです。
なお、「きぬ」は浅草発着の列車に使われる愛称であり、JR直通は「きぬがわ」を名乗るため、今回の「スペーシア八王子きぬ」も本来なら「スペーシア八王子きぬがわ」とするべきだと思うんですが、あまりに字数が長いことと、2日間限定の列車であり、浅草行きとの誤乗がそこまで問題にはならないということで”がわ”を省略したのではないかと思います。
また、八王子発着の列車の他、千葉発着、品川発着、横浜・大船発着などが不定期に運転されており、今回運転された八王子発着も定期列車ではないものの何度か運行された実績がある列車ということになるようです。
それでも運行機会が少ないこともあって指定券は満席に近い売れ行きだったようですけどね。

そして、今回の「スペーシア八王子きぬ」の運行概要ですが、1月29日に八王子→鬼怒川温泉間が、1月30日に鬼怒川温泉→八王子で運行され、ちょうど鬼怒川温泉で1泊する利用者にとって都合が良いダイヤとなっているわけですね。
運行経路は中央線-武蔵野線-東北本線-東武日光線-東武鬼怒川線となっていて、大宮~鬼怒川温泉間は定期の「きぬがわ」「スペーシアきぬがわ」と同じですが、八王子~大宮間は通常は運行しない区間ということになります。
停車駅は八王子を出ると立川・新秋津・北朝霞・大宮・栃木・新鹿沼・下今市・東武ワールドスクウェア・鬼怒川温泉となっています。
大宮~鬼怒川温泉間は定期列車に準じていますが、八王子~大宮間では「あずさ」などの中央線特急のほとんどが停まる立川と、西武池袋線との乗り換え駅である新秋津と、東武東上線との乗り換え駅である北朝霞の3駅を停車駅としていて、八王子・立川というターミナル駅と武蔵野線の私鉄乗り換え駅に停車して幅広く集客しようという意図が伺えます。

この経路は武蔵野線経由で八王子~大宮間を結ぶ「むさしの」と同じであり、国立~新小平間と西浦和~大宮間で通る短絡線も今回の「スペーシア八王子きぬ」でなくとも乗車出来ることは出来るんですが、特急列車で通れるのはレアということで乗り鉄にも人気のようでした。

それでは乗車レポートに戻ります。
八王子を出ると続いては立川ですが、途中にある多摩川橋梁は撮影名所として有名であり、しかも普段はまず通らないスペーシアが通るとあって撮り鉄の数がすごかったですw


立川の発車標はちゃんと表示されていました。
このあたりは設定する駅員さんの趣味で決まるんでしょうかw

立川を出ると国立の先からいよいよ武蔵野線への短絡線に入ります。
この短絡線は普段は貨物列車がメインであり、旅客列車でここを通るのは「むさしの」くらいのもので、その他には今回の「スペーシア八王子きぬ」などの臨時列車しかないため、乗り鉄的には注目ポイントとなります。
ただ、短絡線自体は地下トンネルとなっていて、武蔵野線への合流もトンネル内なのでいつの間にか新小平駅を通過していて、中央線から武蔵野線にワープしたみたいな感じになりますけどねw

武蔵野線に入るとしばらくトンネルが続き、新秋津に停車します。
新秋津は西武池袋線の秋津駅と徒歩圏内であることから乗り換え駅として機能していて、ここでも若干の乗車がありました。
やっぱり西武池袋線沿線の人が乗り換えてきたんですかね。

その先はほとんどが高架か地平区間となり見晴らしの良い車窓風景が続きます。
武蔵野線は大回り乗車の経路にも組み込みやすいこともあって、沿線に住んでいたり通勤通学している人以外でも乗車機会が多いでしょうし、私も何だかんだで頻繁に乗っているんですが、特急型車両で乗れるのは新鮮でした。
最近武蔵野線を特急型車両で乗ったのは「武蔵野・青梅奥多摩号」以来ですかね。

続いて停車するのは北朝霞です。
ここは東武東上線との乗り換え駅で新秋津駅と秋津駅以上に隣接していますが、東武側の駅名は朝霞台となっていて駅名が異なっています。
あと、今乗っているのは東武100系という東武鉄道の車両ですが、それがJRの線路を走って東武との乗り換え駅に停車するというのも不思議な感じですw

荒川を越えて首都高大宮線と新大宮バイパスを3段重ねの立体交差で交差したら西浦和駅です。
ここで大宮方面の短絡線と分岐しますが分岐線側には西浦和駅のホームがないため西浦和駅には停まりたくても停まれませんw
同様に「むさしの」も現在は経由する経路上の全ての駅に停車するようになっていますが、西浦和駅については前述の理由で通過となっています。

浦和郊外の景色を見ながら武蔵浦和方面からの短絡線と合流すると立派な高架橋が見えてきます。
この高架橋は東北新幹線と埼京線のもので、4本の線路が並ぶ様は存在感が強いです。
中浦和駅の直下を通過しますが、元々貨物列車用の線路とあってこちらの線路にホームはなくそのまま地下トンネルに入っていきます。
トンネルを抜けると湘南新宿ライン・上野東京ライン・京浜東北線の3路線の線路のど真ん中に顔を出しまして、与野駅の近くに出ます。
「むさしの」もそうですが貨物列車用の短絡線を通る列車は他の路線にワープしたみたいな感覚が堪りませんよね。

そのまま湘南新宿ラインの線路に合流し、さいたまスーパーアリーナも見えたら左手に東北新幹線・埼京線も寄り添ってきて大宮駅に到着します。
意外だったのはここで降りる人が結構いたことですが、乗り鉄目的の人からしたら珍しいのは大宮までであり、そこから先は定期の「きぬがわ」や「日光」でも体験できるし・・・と大宮まで乗ればいいやという人も一定数いたんでしょうね。
また、八王子~大宮間だけの乗車なら大回り乗車の経路に組み込むことも出来ますから、上手くやれば初乗り運賃+特急料金で乗れてしまうわけですからねw
私も学生時代、あまりお金がなかった頃は大回りでこういう列車の一部分だけ乗車するなんてことをやっていたのを思い出しました。

大宮から先は昨年の活動で「日光」として乗車したことがある区間となりますが、前回は地震の翌日だったこともあってダイヤが乱れておりイレギュラーな走りだったのが、今回は定刻通りの順調な運行だったので特急らしい走りを楽しめたと思います。

前回は運転停車で1時間は待たされた久喜も颯爽と通過し、列車は東武日光線との乗り換え駅の栗橋駅に停車します。
これは運転停車であり、時刻表上では通過なのですが、乗務員交代のために停車します。


↑JRと東武の間は電気が混じるのを防ぐためにデッドセクションがあり、そこを通過する時、一時的に車内の照明が消えます。
昔の国鉄型車両ではデッドセクションで暗くなるのはお約束のイベントでしたが、今の車両ではバッテリーで照明は維持されるので珍しいイベントとなりました。

東武日光線に入るとぐんぐん加速しまた特急らしい走りをしてくれます。
東武日光線って全線複線を確保しているだけあって臨時列車であっても特急が飛ばせる路線ですよね。
そういえば、この区間って板倉東洋大前駅だけ群馬県にあるので、一瞬だけ群馬県を掠めているんですよね。
かと思えば、途中にある新古河駅は茨城県古河市ではなく、埼玉県加須市にあったりと、地図と見比べると日光線のルートってなかなか興味深いです。

東武線に入って最初の停車駅となる栃木駅ではJR両毛線と接続します。
今回は東武の車両で東武の線路を走っていますが、253系を使った「日光」「きぬがわ」でここを走った場合はJRの車両で東武の線路を走り、JRとの乗り換え駅に停車するという面白いことになりますね。
ようするに北朝霞で起きたことの逆が起きるわけです。

続いて停車する新鹿沼はJR鹿沼駅とは大きく離れていて東武鉄道単独の駅ですが、他の特急も基本的に停車駅となっており、主要駅の扱いのようです。
その次の下今市は東武日光線から東武鬼怒川線へ分岐する駅であり、鬼怒川温泉行きの「スペーシア八王子きぬ」もここから東武鬼怒川線へ入っていきます。

東武日光線は複線で線形も比較的良好な路線でしたが、東武鬼怒川線はというと単線でカーブも多い低規格路線となり、特急といえどものんびりした走行をする路線となります。


鬼怒川を渡る箇所は車窓のハイライトですね。

東武鬼怒川線は単線でありながら鬼怒川温泉へ向かう特急列車や野岩鉄道・会津鉄道を乗り入れて福島県まで行く中・長距離列車やローカル列車もひしめいていて行き違いのための停車が多くなりますが、スペーシアの快適な座席で過ごせるならこの待ち時間も悪くないですw

終点の鬼怒川温泉まであと僅か!というところで、東武ワールドスクウェア駅に停車します。
駅名の通り、東武ワールドスクウェアの目の前にある駅であり、ここで大勢降りていきました。
時刻はまだ12時過ぎであり、ホテルへチェックインするには早すぎますし、まずワールドスクウェアで遊んで、温泉街を散策でもしてからホテルへ向かおうという人が多かったのかもしれませんね。
まあ、私はホテルどころか温泉にすら入りませんがw

そして、八王子から3時間ほどかけていよいよ終点の鬼怒川温泉駅に到着しました。


鬼怒川温泉に到着!


偶然にも別のスペーシアがいて並ぶことになりましたw


ホームでは駅員さんによる横断幕のお出迎えもありました。
臨時列車だとこういうおもてなしがあるのが嬉しいですよね。

さて、いつもならば引き上げシーンを撮ってから撤収ですが、鬼怒川温泉でのスペーシアは浅草や新宿から来る列車で普通に見ることが出来ますし、この後の行程の都合上、ここで昼食を食べておかないと会津若松に着くまで飲まず食わずを強いられる可能性が高かった上、滞在時間も30分程度と慌ただしいのでこれだけ撮ったら駅を出て飯屋を探しますw


オーダーしたのは「きぬラーメン」なる観光地感たっぷりの一品でした。
中華そばに湯葉を乗せたものでしたが、ラーメンと湯葉という意外な組み合わせもなかなかイケました。

熱々のラーメンを急いで食べなければならなかったので猫舌の私には辛いものもありましたがなんとか完食し駅へ戻ります。
さて、続いては・・・

一旦新藤原へ

このあとは野岩鉄道・会津鉄道と乗り継いで会津若松まで行ってゴールですが、その前にやらなければならないことがありました。
それは「野岩・会津全線フリーきっぷ」の購入です。
今回は実質上新藤原~会津若松間を2日間で往復する+ちょっと折り返し乗車する箇所もあるという感じだったのですが、このフリーきっぷを使う方が若干安く済む上、折り返し乗車する時にその都度きっぷを買い直したりしなくていいというメリットもありました。
Suica・PASMOのエリアは東武線内の新藤原までであり、そこから先の野岩鉄道・会津鉄道では使えませんからねw

そして、このきっぷは野岩鉄道線内の有人駅でしか購入できず、乗車中に車内で車掌さんから買うことも出来ません。
なので、一旦新藤原へ行くのですが、6050系による下今市~会津田島間直通列車も消滅することが発表されていますからそれの全区間乗車のために、新藤原から下今市へ戻って、更に会津田島へ向かうという一般人から見たら意味不明な行動をしていますw


というわけで6050系に揺られて新藤原へ向かいます。


新藤原駅は東武鬼怒川線の終点であると同時に、野岩鉄道会津鬼怒川線の起点でもあり、この駅名標は野岩鉄道のものです。


もちろん、東武の駅名標もあります。


ホームは2面3線となっており、東武側は行き止まりの1線と野岩鉄道へつながる1線で1面2線、野岩鉄道側は東武の1線と線路のみ共有する1面2線という変則的な構造です。
現在のダイヤでは東武鉄道と野岩鉄道を直通する列車が多く、境界駅という感じはあまりしませんが、来春のダイヤ改正からは乗り換えることが多い駅になりそうです。(詳しくは後述します)


一旦外へ出ます。
当駅は東武鉄道の駅でもあるんですが、野岩鉄道が管理する駅となっており、窓口も野岩鉄道の職員によって運営されています。
そのため、野岩鉄道線内でしか発売しないきっぷもここで買えるんですが、今回使用する「野岩・会津全線フリーきっぷ」もここまで来ないと買えないためわざわざ折り返し乗車になりながらも買いに来たわけですねw
まあ、その無駄に往復する分の運賃を含めても元が取れることを計算の上で買っているわけですが、直通列車が多く運転されているんだから東武線内でも買えるようにするか、せめて車内購入可にならないかなぁ~w

無事にきっぷを買ったら簡易改札機にSuicaをタッチして構内へ戻ります。


↑構内に戻ると「リバティ会津」が入線してきました。
野岩鉄道内のみ利用する場合は特急券が不要ということもあって、先程の6050系に乗っていた人たちはぞろぞろとリバティの中へ吸い込まれていきました。
私も単純に会津若松まで行くだけならこれに乗っていくのが最短ですが、6050系になるべくたくさん乗ろう&撮ろうという目的もありますからね。


写真も撮ります。
ここで東武鉄道から野岩鉄道に変わるため乗務員交代もあって停車時間は長めでした。


折返しはこの6050系による東武日光行きです。
新藤原から東武日光行きという運行形態は恐らくダイヤ改正後も見られるのだと思いますが、それ以前に東武鉄道から6050系が消える日も遠くなさそうですし、この写真も貴重な記録になりそうですね。


よく見ると相方はリバイバルカラーでした。

これに乗って下今市まで引き返します。


日光交通のバスとすれ違いました。
日光交通も鬼怒川温泉を起点に周辺の観光地や温泉地に路線を伸ばしているので、東武鬼怒川線とは並行する路線も少なくないですよね。


鬼怒川温泉の温泉街が見えてきました。


小佐越駅では対向列車と行き違いのためしばらく停車するとのこと。
しかも、その対向列車というのが・・・!?


↑「SL大樹」です!

蒸気を吐きながらシュシュポポとドラフト音を奏でて通過していく様は迫力があります。
去年の活動で乗車しましたが、間近で通過を見るのも1つのSLの楽しみ方ですよね。


下今市に到着です。
ここで進行方向が変わるためしばらく停車するようです。


ノーマルカラーとリバイバルカラーの繋ぎ目を・・・


そこへ350系「きりふり」が入ってきました。
350系もすっかり活躍の幅が減りましたが、またこうして見ることが出来てよかったです。
リバティの増備が進み、100系スペーシアですら置き換えの噂が出るような状況ですから、350系の前途は風前の灯火と言わざるを得ないでしょう。


今では珍しい方向幕を装備しています。
以前乗りましたが国鉄型を思わせるレトロな雰囲気が好きです。
出来るだけ長く走り続けてほしいものです。


6050系と並べてみました。
引退が遠くないであろう車両同士の並びとなりました。


↑発車はもちろん動画で


20400系と6050系という世代交代を象徴するような光景も見られました。


6050系が並ぶ光景なんてあとどれくらい見られるでしょうか・・・?


欲張って3本並べてみたりw


↑最後に東武日光行き普通列車が発車します。

それでは一旦外へ出ます。
折り返し乗車をする形になるので一旦外へ出て運賃を精算しないといけませんからね。
ここまではSuicaで来ましたが折返しはそうも行きません。
何故なら、そのまま野岩鉄道に直通していってしまうからであり、野岩鉄道ではSuicaは使えないので精算がとても面倒くさいことになりますw
なので、新藤原までの紙の切符を買って再入場です。

6050系直通列車で下今市→会津田島

というわけで「スペーシア八王子きぬ」に続いて2つ目の目玉と言える6050系による下今市→会津田島の直通列車です。
まず最初にその概要を説明しておくと、6050系は東武鉄道の車両ですが、同時に野岩鉄道の主力車種でもあり、更には会津鉄道の電化区間の北端である会津田島まで直通をしている関係上、東武日光や下今市から会津田島まで、東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道の3社に跨って運行される列車というのも存在するわけです。
2017年までは快速・区間快速として浅草~会津田島間という今では考えられないロングラン列車も存在していたのですが、今は浅草方面は区間急行・急行が南栗橋まで走っているだけとなり、浅草まで直通するのは特急だけとなりました。
そんな中でも生き残っていた東武日光・下今市から会津田島までの直通列車ですが、2022年春のダイヤ改正により、東武鉄道・野岩鉄道・会津鉄道の3社直通は大幅に縮小されることとなり、原則として特急「リバティ会津」と快速「AIZUマウントエクスプレス」以外は会社を跨いでの直通はしないこととなります。
ただし、鬼怒川温泉~会津高原尾瀬口間の直通は本数が大幅に減るものの残るようですから東武~野岩間の直通はもう少し見られそうです。
今回はそのうちの下今市から会津田島までの直通列車にさよなら乗車しつつ、録音&車窓動画で記録を残そうというわけですね。


既に入線していました。
会津鉄道は特急以外は2両編成でしか運行しないため、この列車も2両です。


乗車ホームからも


方向幕をアップで


横の方向幕です。

さて、乗り込んでみると思ったより混んでいました。
もちろんさよなら乗車をしに来た乗り鉄も一定数混じっているでしょうが、雰囲気的には日光などを観光し終えて鬼怒川温泉や野岩鉄道沿線に多数ある温泉へ向かう観光客という感じです。


↑車窓です。

それでは乗車レポートですが、ワールドスクウェアや鬼怒川温泉までは立ち客も出るほどの混雑でした。
この区間は日光を観光してから鬼怒川温泉へ向かうなんて周遊ルートも確立されていて、需要が多い区間なんでしょうね。
ただ、短距離で特急利用は割高感があるということなのか、運賃だけで乗れる普通列車に集中している雰囲気です。
箱根登山鉄道線内だけロマンスカーに乗る場合は200円で乗れるみたいな特定特急券制度を鬼怒川線でもやったらどうかと思いますが、今度の改正は全体的に特急誘導と言わざるを得ない内容でしたし、経営状況的にも少しでも客単価を上げたいという本音があるんでしょうね。
コロナ禍で観光需要が大きく萎んでいる今、それを責めるのは酷という気もします。

鬼怒川温泉から先はだいぶ空いてきましたが、新藤原を過ぎて野岩鉄道に入ってもまだ観光客は残っていました。

川治温泉・湯西川温泉・中三依温泉など駅名にもなっている温泉地が連なっていますからそのどれかへ向かう人達なのでしょう。
実際のところは湯西川温泉で降りる人が圧倒的に多かったように思いますが、このあたりでは湯西川温泉が一番人気なんでしょうか?


まだ栃木県であり東北地方には入っていませんが、車窓はすっかり雪景色です。


とても関東地方とは思えぬ光景・・・

温泉地帯を抜けると観光客の姿はなくなり、車内は乗り鉄と地元民だけになりました。
これくらい空いていればローカル線の雰囲気を楽しみながら乗車することが出来ますが、鉄道会社としてはそれでは困るんでしょうねw
男鹿高原という駅を過ぎるといよいよ県境を越えて福島県に入ります。

そして、福島県に入り最初の駅となる会津高原尾瀬口駅からは会津鉄道に入ります。
従来はほとんどの列車が会津田島まで直通し、逆に会津鉄道のディーゼルカーは「AIZUマウントエクスプレス」を除いて会津田島以北しか運行していなかったため、会津田島のほうが境界駅という感じがするんですが、実際は会津高原尾瀬口駅が野岩鉄道と会津鉄道の境界駅となっています。
今度の改正からは「リバティ会津」と「AIZUマウントエクスプレス」以外は会津高原尾瀬口駅で乗り換えになるみたいですが、会津田島の周辺住民とかは関東へ向かうのにだいぶ不便になりますよね。
せっかくの電化設備があるのに、実質「リバティ会津」のためだけみたいになってしまってもったいない・・・


北へ進めば進むほど雪深くなっていきます。

さて、会津鉄道線内ではあるネタがあります。
それは・・・短尺レール区間です。
短尺レールというのは通常よりも短いレールのことで、その分レールの継ぎ目が多いということになり、ガタンゴトンというジョイント音も祭り囃子のようにしっちゃかめっちゃかなものになりますw
車窓動画での1時間20分30秒あたりから聞けますので、走行音だけでも聞いてみたい方は試してみて下さい。


↑短尺レール区間から再生はこちらからどうぞ
10秒くらいするとジョイント音が変わるのに気付くと思います。

このように独特な走行音を奏でる短尺レールですが、今はほとんど使われておらず、会津鉄道のほかは小湊鐵道や伊予鉄道などごく限られた場所でしか見られないようです。
会津鉄道はその中でも東京から近く特急列車まで走る路線で短尺レールを使い続けているため特に注目されているようですね。
読者の方で「リバティ会津」などに乗る機会があれば会津田島~会津高原尾瀬口間はジョイント音にも注目しながら乗車してみてはいかがでしょうか?


そして、列車は会津田島駅に到着しました。
ん?なんかいるぞ!?


いたのはDE10形ディーゼル機関車が牽く客車列車でした。
そう、実はこれ、「DL大樹」の編成なんですね。
どうやらキャンペーンで団体列車扱いながら「DL大樹」が会津田島に乗り入れる話があるそうで、それに向けて試運転をやっているんだとか。
私も試運転のことはネット情報で知っていましたが、まさか遭遇するとは・・・


先頭から撮ろうと思ったら雪の山が邪魔して・・・
冬場の雪国での撮影は雪山がネックですね。


↑雪山は相変わらず邪魔ですが、発車シーンは動画で撮りました。


雪景色の中の青い客車も映えますね。
昔乗った急行「はまなす」を思い出しました。


試運転を撮れたことで満足しそうになりましたが、会津田島駅で6050系が見られるのもあとわずかですからしっかり記録しておかねば・・・


駅名標と絡めて


反対側から


折返しは下今市行きとなります。


接続列車となる会津若松行きです。
ここから先は非電化区間になるためディーゼルカーが活躍します。


先頭から


ホームから


側線にいたのはAT-400形という展望者とお座敷がある観光用車両で、元はキハ40系なので、中間連結部にその面影が感じられますね。
土日を中心に運転されますが、冬期はお休みのようでこうして側線で雪解けを待っています。


無理やり6050系と並べてみたりw
この光景は会津田島では見られなくなりますが、逆に会津鉄道のディーゼルカーが会津高原尾瀬口まで普通に行くようになるので、会津高原尾瀬口では当たり前の光景になりそうです。


時間があるので一旦外へ出ます。


あまりの雪の多さにバスの路線図も埋もれてしまっていますw
こんな中でも列車は定時運行を維持できているのだから除雪作業をしてくれている方々には感謝しかありません。


会津交通と書かれたハイエースがやってきました。
どうやら乗合タクシーのようですが、雰囲気的に路線バスが廃止された後の代替交通機関という感じなんでしょうね。
鉄道の廃線も各地で問題となっていますが、バスの場合もローカルニュース以外ではまず取り上げられない分、知らないうちにあちこちで廃止になっているわけで、鉄道以上に深刻なのかもしれません。


壁画っぽいモニュメントがありました。
南会津歴史資料館なる建物を描いているようですね。


東屋の屋根にもすごい量の雪が積もっていました。
このあたりは豪雪地帯ですから、ある程度の積雪は想定の上で強度計算とかしているんでしょうけど、この下へ入るのはちょっと勇気が要りますね・・・


実はSLも展示されているんですが、雪に覆われてその全体像をうかがい知ることは出来ません。
これは雪のない時期に再訪フラグですねw


駅前通りです。
会津田島駅は旧田島町、今は南会津町の中心に位置する駅で、その周辺も市街地が広がっています。
また、偶然にも教習車が写り込んでいますが、こんな雪道で教習しなければならないのは大変だろうなぁと思います。
でも、雪国で生活するならば雪道運転は必須スキルなのかもしれませんね。


駅舎です。
「会津田島ふれあいステーションプラザ」という施設を併設しており、なかなか大きな駅舎です。


国体を記念したもののようですが、なんか像がありましたw


バス停発見!
へぇ、左のバス停は「お知らせ」って名前なのかぁ~w
なんてことはもちろんなく、掲示物を貼る用のポールなんでしょうけど、こういう書き方は初めて見ましたw


時刻表です。
本数は・・・見ての通りですw


なんでこんなところにカラーコーンが?と思ったら「落雪注意」と書いてありました。
ようするに屋根とかに積もった雪がドサッと落ちてくるから注意しろということであり、雪国では常識と言ってもいいことでしょうが、ここは東京都内からの直通列車もあり、雪に不慣れな観光客も来るだろうということでの注意ですかね。


駅舎内には変わったものがありました。
一見すると自販機のようですが・・・


売っているのはなんと日本酒!?
そういえば、福島県も酒蔵が多いみたいですね。


内部には一升瓶の日本酒が収められていて、ここから管で吸い出して紙コップに注がれる仕組みのようです。

ただ、変わっているのが現金では購入できず、近くにある売店の店員さんに声をかけて専用のコインを200円で購入し、そのコインを投入することで日本酒を買うことが出来るらしいです。
そのため、選ぶ銘柄に関わらず一律200円ですが、大吟醸などの高い銘柄は出てくるお酒の量が少なく設定されていて、値段ではなく量で差をつけているようです。

このように回りくどい方法なのは酒類販売業免許とかの関係なんですかね。
例えば、居酒屋で瓶ビールを注文した場合、必ず店員さんが栓を抜いて提供しますが、これも栓を抜かずに渡すと、酒類の「提供」ではなく「販売」になってしまい酒類販売業免許が必要になるからという話を聞いたことがあります。
この自販機もそういう兼ね合いがあるのかもしれませんね。

私も物珍しさと寒いので体を温めようということで売店でコインを買って日本酒自販機を利用することにしました。


会津鉄道の模型が展示されていました。


発車標です。
雪国ということで列車別改札をしているようで「改札中」の表示が見られます。


それではこの6050系で一旦会津高原尾瀬口まで戻ります。
なんでこんなことをするのかというと、明日乗車する会津田島→新藤原の列車は区間快速という種別で、会津高原尾瀬口までの途中駅を通過するのですが、今日この区間を折り返しで乗っておかないと会津鉄道線内での電車による各駅停車の上り列車を体験できなくなるという理由からです。


さっき買った日本酒をチビチビ呑みながらの雪景色の車窓はオツなものでした。
これくらいの量ならそれほどお酒に強くなくてもほろ酔い気分になれてちょうどいいですね。
この列車で会津高原尾瀬口駅まで行くのですが、そこで思わぬサプライズが・・・

会津高原尾瀬口駅にて

さて、そのサプライズというのは・・・


さっき見送った試運転列車が停まっていたのです!
どうやら会津高原尾瀬口で長時間停車して後続列車を待避するダイヤだったみたいですね。


↑6050系の発車シーンです。


後追いで6050系を・・・


試運転列車ももちろん撮ります。
会津田島ではあまりいい写真が撮れなかったのでリベンジするいい機会を得ました。
せっかくならば発車も撮りたいのですが、発車時刻が不明ですw
このあとは「リバティ会津」で会津田島へ戻ってから会津鉄道の普通列車で会津若松へ行って終了だったのですが、この雰囲気だと「リバティ会津」と入れ違いで発車というダイヤだと思われます。
「リバティ会津」が乗務員交代でしばらく停車してくれるならば試運転列車の発車を見送ってから「リバティ会津」に飛び乗ることも出来るでしょうが、すぐに発車だったら「リバティ会津」に乗るのは諦めるしかありません。
その後続列車は「AIZUマウントエクスプレス」でして、それに乗っていくと予定より1時間ほど遅れて会津若松へ着くことになりますが、どのみち到着後は食事とホテルへのチェックインだけなので1時間くらいならまあいっかと撮影を選ぶことにしましたw


だいぶ薄暗くなってきました。
これ以上暗くなると撮ってもいい写真&映像にはなりませんが・・・


リバティとの並びです。
そして、試運転列車側の出発信号機が進行現示となり進路が開通しました。
もうすぐ出発ということでビデオカメラを構えて待ちます。


↑粘りに粘って発車シーンです。
だいぶ暗いですが、寒い中粘った私に免じてご了承下さいw

さて、あとは次の「AIZUマウントエクスプレス」まで待つのですが、会津高原尾瀬口も初めて来る駅なのでついでに駅を見ていきましょう。


鉄道むすめのパネルがお出迎えです。


国鉄っぽいラッチがありました。
この駅は元々国鉄会津線の会津滝ノ原駅として開業した経緯がありますから、もしかしたら本当に国鉄時代のものが残っているのかもしれません。
しかも、国鉄時代に野岩鉄道が開業しているので、当駅は国鉄と野岩鉄道の共同使用駅だった時期があり、更にJR東日本発足後、会津鉄道転換までの3ヶ月ほどはJR東日本との共同使用駅でした


駅舎は三角屋根が特徴的でした。


駅前です。
雪に閉ざされて人通りも車通りもほとんどありませんが、時間が遅いですからね。


ホームに戻ってきました。
真っ暗ですが雪の白さのおかげかそれほど暗い写真にはなりませんでした。


ホームは狭いですが屋根もちゃんとあって除雪もされているようです。
こんなホームに浅草からの直通特急が来るんだからすごいですよねw


たぶん業務用ですが、普通に電灯か何かのスイッチみたいで、知らない人がうっかり押しそうw


リバティの乗車位置案内がありました。


駅名標です。
これは野岩鉄道のものですね。


縦型


端の方は屋根がないこともあって雪に埋もれていました。


こっちは会津鉄道の駅名標ですね。


端の方には電車は停車しませんというよくある注意書きです。
しかし、「電車」は停まらないなら気動車なら停まるのかな?w


駅名に「高原」と着くだけあってなかなかの標高です。

それでは後は待合室でぬくぬくと過ごします。
ホームは寒いですからねw

ところで、待合室は意外と混み合っており、しかも次々と人が増えていくことに驚いたのですが、格好からしてみんなスキーかスノーボードでもやってきた帰りという雰囲気でした。
最初は「AIZUマウントエクスプレス」に乗るのかな?もしそうなら録音は期待できないなとか思っていたんですが、考えてみれば「リバティ」とここで交換するダイヤなので「リバティ」で東京方面へ帰る人達なんでしょうね。


接近を知らせるランプが点いたのでホームへ向かいます。

「AIZUマウントエクスプレス」で会津若松へ

それではあとは「AIZUマウントエクスプレス」で会津若松へ向かい1日目の活動の締めくくりとなります。


↑「AIZUマウントエクスプレス」がやってきました。
あとはこれに乗って会津若松まで行きホテルに入るだけです。


写真でも撮ったら乗り込みます。
案の定、待合室で大勢待っていた人たちはリバティを待っていたようで、「AIZUマウントエクスプレス」には見向きもせずにリバティに吸い込まれていったのでした。

あとは本当に会津若松までひたすら移動です。
外は真っ暗ですし、「AIZUマウントエクスプレス」とは言ってもほとんど各駅停車なのでぼんやりと過ごしていました。


とはいえ、使用されるのは転換クロスシート車でして、一般の普通列車よりはグレードが高くなっています。
元々はちゃんと快速運転をしてくれていたんですが、リバティ会津が乗り入れ始めたあたりから快速運転が縮小されて、会津田島以北は各駅停車となり、最近は会津鉄道線内では1駅も通過しない列車まであるみたいですw
名ばかり快速と揶揄したくなりますが、会津若松から鬼怒川まで直通してくれる貴重な列車ですし、愛称を着けること自体は意味はあるんでしょうね。
例えば、武蔵野線の「むさしの」と「しもうさ」は現在は各駅停車ですが愛称付きでの運行ですしね。


特急みたいにテーブルまで付いています。


こんなテーブルも付いていて下手な特急型より設備がいいかもしれませんw

会津田島では停車時間があったので一旦外へ出てみることにしました。
どうやら2両編成のうちの1両を切り離すみたいですね。


一旦外へ出て撮影です。


この1両を切り離すみたいですね。


↑その様子は動画でどうぞ


切り離し完了!

あとは会津若松まで特に書くこともなく進みました。


会津若松に到着!


構内は相変わらずの雪景色です。


赤べこがお出迎えです。
ところで、赤べこって元々は天然痘避けの意味を込めて作られていたという話もありますが、熊本のアマビエみたいにコロナ避けのご利益もあるんですかね。

さて、ここでは1つやらなければならないことがあります。
それは乗り越し精算です。今使っているフリーきっぷは会津鉄道までは有効ですが、西若松~会津若松間はJR東日本の管轄でありそこはフリーエリアではないためですね。
改札口で申告して乗り越し精算をしたら駅を出て1日目もこれにて終了です。


夕飯がまだでしたので、会津若松名物の「ソースカツ丼」を頂きました。
もともと目星をつけていたお店は行程が1時間遅れになったおかげで閉店時間に間に合わずに入れませんでしたが、違うお店でソースカツ丼を食べられることが分かったのでそこへ行って食べることが出来ました。
何度か食べたことがある「ソースカツ丼」ですが、何度食べても美味しいです。

このあとはホテルへチェックインして終了です。
2日目は別記事として追ってレポートしますのでしばらくお待ち下さい。
つづく

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つばめ501号(管理人) について

関東を拠点に鉄道旅行を楽しんでいます。また、写真撮影や走行音の録音もしています。 サイトの方ではそれら写真や録音も公開していますのでぜひご覧ください。
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