いつも”重単5175”をご訪問頂きありがとうございます。
今日はNゲージ鉄道模型、KATO DD51 3両についての話です。先日は北斗星色の話でしたが、今回は国鉄色です。
右;DD51 745[長岡] 北海道時代に補助灯を増設した”3つ目”のDD51、新潟地区にあって唯一JR東日本 長岡運転所に在籍し、磐西や羽越線の臨客を中心に活躍した姿が記憶に残ります。(品番7008-8 中期耐寒形(3灯形))
左;DD51 1187+1186[後] JR西日本 後藤車両所に在籍し、山陰本線を中心に寝台特急出雲や客レなどの牽引に活躍しました。後方の1186号機は今なお現役機 です。
(品番7008-3 後期暖地形)
共通点は...15両が在籍するKATOのDD51にあって、この3両だけがDN163K4a DCCデコーダを搭載でした。残る12両は以下記事で北斗星色に搭載したDN163K1dです。
きっかけはDN163K1dが安めに販売されているのに気づいたことでした。DCCデコーダは各種特性が違うようで、基板種が異なると円滑な重連運転が難しくなります。基板が手に入らなかったため3両だけDN163K4aを搭載していましたが、今手に入るのであればDD51の基板種を統一してしまおう と考えました。
上がK1d、下が予備のK4aです。右端の集電端子や中央のモーター端子など位置、形状は合っていますが、K1dは左側が長い です。
なのでボディーの小さいED75に搭載しようと思うと左がはみ出してしまいます😅。
また矢印部、裏側に1つ素子が付いているんです(コンデンサーか何かか?)。DD51はクリアするように設計されていますが、最新設計の機関車は干渉してしまい、ダイギャストに穴でもあけない限り取り付けられないケースが殆どです。なのでDD51専用ということになります。K4aがまだ無い頃からDD51に搭載してきていますのでK1d統一としました。なお余談ですが、同じDLでもDE10は新設計車両、まだK4aが存在しなかった(or知らなかった)ため、ダイギャストを削って無理矢理K1dを取り付けていた時期があります😅。今はK4aに交換し、余ったK1dはDD51に回して現在に至っていました。
早速DN163K1dへ換装です。ただ上のリンク記事、北斗星色の時とちょっと違う所も...。
まず後藤車の2両(7008-3)、ライトレンズに黄色い色が付いているんです。EF62の時↓と同じパターン..😅。
なので角型のLEDに交換しているのは同じですが、北斗星色は電球色を付けたのに対し、白色を付けました。実際の光り方がちょっと青白い感じがしたのでLEDの先端をオレンジ色のマジックで塗って、黄色さを調整しました。
続いてDD51 745(7008-8)の方は新しい設計、ライトレンズは透明で長いタイプだったのでカットして両面テープで貼り付けています。3つ目ですから煌々と光ってくれて何ぼ と思ったので他の2両と同様、角型LED(電球色)を付け、端に近い位置でバッチリ照らしてもらおう と考えました。今までは2枚目の写真(一番下)のように砲弾型LEDは付けていましたが基板の近く、長いライトレンズを残して使っていました。
最近進めているKE70開放栓ケーブル表現も作り直しています。まだ未塗装ですがトレジャータウンのKE70をアレンジして取り付けたところです。2枚しかありませんがケーブルが付いたのは片側だけ、また745号機は長岡時代 臨客牽引が主な仕事だったので重連運転が考慮されていなかったのか、非装備でした。なので所要2枚 ということになります。
手すり側、KE70開放栓が付いた部分が赤くなっていますが、中央下側湾曲タイプの白色手スリパーツが無いので赤手すりを使って白色塗りしています。加工時に白が剥げてしまったためこうなっています😁。
写真は整備前のもの..
こちらが整備後、DCCデコーダの換装が主ですからあまり外観は変わっていませんが😁、KE70開放栓表現がリアルになり(左2両)、前照灯が煌々(右)になりました。ちょっと爆光過ぎるかな?😅。LEDの先に紙のシールなど貼れば減光できます。745号機は写真からは分かりませんが、補助灯の照度が落ちるのでこのままがいいかも...
余ったDN163K4aは取り外し、砲弾型LEDだったものをチップLEDへ戻し(かなりキワドイハンダ付け..何やってんだか..😅)、動作(LED点灯)チェックして来る新車への使用に備えます。どーせこの基板を追加購入しなければならなかったので、代わりにDN163K1dを買った形、DD51の基板種統一を出来たので良かったかな。
最後までご覧いただきありがとうございました。