富良野駅に到着した後、私たちJR北海道のツアー客は駅前のふらのバスに乗車します。
バスに揺られて数分、やってきたのはフラノマルシェという施設です。
ここは2つの建物からなる商業施設。ちょっとしたレストランやお土産物屋が入っています。
JR北海道のツアーとしてはここまでで、後は復路の列車まで自由行動となります。
なんだかかわいい?トマトのキャラに出迎えられました。
さっそく中に入っていきます。
建物の中はいくつかのお店に分かれていて、新鮮なお野菜を売っていたり…
今は時期ではありませんが、ラベンダーのドライフラワーを売っていたり…
せっかく富良野に来たのでこれはご購入と相成りました。
花屋の近くにはこんなものが。当方未タッチなのでよくわかりませんが、アニメの舞台かなにかなのでしょうかね?
いろいろ見て回っていたらちょっと疲れたので休憩…
「ばすすとっぷ2」というソフトクリーム屋で…
ふらのハスカップベリースムージーフロートをいただきます!
道外ではあまり食べることのないハスカップ。酸味が好みです。
スムージーを飲みながらこれからの予定を考えます。
実は私が参加しているJR北海道のツアーにはオプショナルプランのバスツアーが2つあって、ひとつが「北の国からの聖地をめぐる」コース、もうひとつが「ニングルテラスへ行く」コース。
このオプショナルプランに参加するかどうか考えていて…
やっぱり参加しようかな…!
「北の国から」には馴染みがないので、ここはニングルテラスへ行くツアーに参加することに。
↑の3:09~「ニングルテラス」コースの概要が紹介されています
本来なら当日の朝までに予約しておくべきなのですが、現地受付も空席があれば可能…ということであっさり参加可能となりました。
ということでここからはこの旅行唯一の団体行動です!
ふらのバスに乗りこみます。
フラノマルシェを出発したバスは空知川を渡り、最初の目的地へと向かいます。
途中桜を眺めながら…
走ること5分ほど、白樺の林に囲まれた建物の前にバスは止まりました。
富良野チーズ工房。
富良野の新鮮な生乳を使ったチーズを製造しています。
館内ではチーズの製造の様子を見ることができるとか。
窓越しにチーズが整然と並んで熟成されていく様子がわかります。
富良野の牛乳を使ったチーズ…それだけで美味しいに違いないですね。
階段を登って2階へ。
ここはお土産物売り場と試食コーナー。
富良野産ワインを練り込んだワインチェダーをいただくことができました。
ほのかにワインの香りを感じますね。
2階には他にもチーズにまつわる展示品が。
昔はこういう鍋でチーズを作っていたのでしょうか…?
館内を見て回ったあとは自由時間があったのでお隣のアイスミルク工房へ。
チーズ工房のチーズを使った特製のできたてチーズソフトクリームをいただきます!
(さっきもスムージーソフト食べてた気がしますが…気のせいでしょう)
白樺の林の中に赤く小さなトラクター。北海道らしさを感じる景色の中で食べるソフトは最高ですね!
…とのんびりしていたら集合時刻になっちゃいました。
急いでバスに戻ります。
続いてはこのツアー最大の見所、ニングルテラスに向かいます。
雪山を見ながら…
大きなホテルの敷地に入りました。
ニングルテラスとは新富良野プリンスホテルの中にあるショッピングエリアのこと。
自由散策ということでバスを降りて向かいます。
林の中を歩いていくと…
小さな喫茶店が現れました。
「森の時計」です。
「北の国から」も手掛けた脚本家の倉本聰氏のドラマ「優しい時間」に登場した喫茶店なのだとか。
せっかくなので入ってみたいところですが、ニングルテラスに行く時間がなくなっちゃうので今回はパス。
いつか新富良野プリンスホテルに泊まったときに訪れたいですね。
「森の時計」から徒歩すぐ、ログハウスが立ち並ぶ場所が現れました。ここがニングルテラスです。
林の中に小さなお土産物屋がたくさん立ち並ぶ…まるで森の中の小さな村のようです。
雰囲気は軽井沢のハルニレテラスに似ている気がします。
夜はさらに雰囲気が素晴らしいようなので機会があれば再訪したいです。
ニングルテラスの中にはこんな看板も。
「ニングル」とはアイヌの伝承の中の小人たちのこと。
ここニングルテラスには今も小人たちが暮らしているのですね。
もしかしたらあの葉っぱの影にいたりして………
そろそろバスに戻る時刻…
短いバスツアー、次が最後の下車観光です。
根室本線の線路を渡って…
やってきたのは高台にある「ふらのワイン工場」。
ここも工場見学ができるようになっているようです。
といっても今は時期ではないので製造は行っていないようです。
地下に降りると…薄暗いそこはワインの貯蔵庫。
この棚はサンプル室。ふらのワイン創業以来の製品が抜き取り保管されている場所。
私が誕生した年のワインもあったりして(笑)
こちらは2004年に製造されたワインをなんと100年後の2104年まで保管しているのだとか。
2104年…あと80年以上ありますがそのころ私は生きているでしょうか…
少なくともこのブログはそのときまで残っていない気がします。
地下の見学を終えたら次は2階へ。
窓からは富良野市街地が一望。ちょっと天気が良くないのが残念です。
2階はお土産物コーナー。
ワインは飲めないので…このぶどう果汁サイダーをお土産に。
バスに戻ります。
バスはふらのワイン工場を後にします。
そのときちらっと見えたのがラベンダー畑。
花の時期になればライトアップも行われ見事な風景になるようです。
バスは富良野駅に向け戻っていきます。
ちょうど富良野線のキハ150が橋を渡るところに遭遇。
富良野駅のコンテナ群の脇を通って富良野駅へ。
乗ってきたラベンダー編成はで側線で待機しています。
復路の発車時刻の25分前に富良野駅に到着。
徒歩では絶対行けない観光スポットを巡ってくれたオプショナルバスツアー。参加して正解でしたね。
次回はHOKKAIDO LOVE! FURANO号に乗って札幌に戻ります。
それでは。
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