お別れ出発式と瀬戸線の歴史を満喫 | 鉄道きさらんど

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いつも列車・バスなど公共交通の事ばっか考えてます。

瀬戸市民公園で保存されているモ766とデキ202が老朽化のため解体されるのでその前に瀬戸市が「お別れ出発式」を開催した。

 

筆者は11日に参加した。愛環の新瀬戸駅からいい運動になるので坂道を歩き、丘の上の公園へ。

 

瀬戸線の車両の保存といえば瀬戸蔵ミュージアムのモ750がカットされた状態なのに対してモ766もデキ202も丸ごと保存されているのはよい。しかし長年屋外展示されているのでかなり傷んでいた。しかし、モ766はファン有志(多分)が持ち込んだ種別や行先表示板が掲出されたり、デキ202は外部電源から前照灯を点けたりと最後のイベントにふさわしい演出があった。

今回はモ766は車内の見学が可能だが、車内もかなり傷んでいてシートのモケットは破れているほど。しかし、現代の電車にない板張りの床などの特徴的な内装や運転台を記録できた。成田山のお守りが運転台に装着されているのがいかにも名鉄電車らしい。

公園の前のバス停から名鉄バス瀬戸水野線(水野循環線)に乗り陶都病院バス停へ。病院のバスターミナルがバス路線の結節点になっているのは地方あるあるな感じである。

そこから瀬戸市役所駅に行き尾張瀬戸駅まで瀬戸電に乗り、9年ぶりに瀬戸蔵ミュージアムを訪問した。ここではタイムリーな写真展「せとでんの電気機関車」を開催中で、久々に瀬戸線の歴史を満喫するひと時を過ごした。

 

瀬戸蔵ミュージアム瀬戸記念橋駅跡のモニュメントを久々に撮影して、電車を乗り継ぎ帰宅した。