今回の京成線ダイヤ改正のポイントの1つ、昼間の時間帯の特急が快速に格下げ!

京成電鉄の公式ウェブサイトで改正後の時刻表が公開されているので、改正前後を比べてみた!

その影響があるのは特急は停車しないけど快速は停車する駅ですが、その中で千住大橋駅を比較。

快速は40分おきになるので、2時間分を比較すればいいですね。

ということで、平日下りの13時台と14時台を比較。

 

13時10分:普通津田沼行→変更なし

13時17分:普通うすい行→変更なし

13時23分:(特急通過)→快速佐倉行

13時30分:普通津田沼行→変更なし

13時37分:普通うすい行→普通津田沼行

13時50分:普通津田沼行→変更なし

13時57分:普通うすい行→変更なし

14時03分:(特急通過)→快速佐倉行

14時10分:普通津田沼行→変更なし

14時17分:普通うすい行→普通津田沼行

14時30分:普通津田沼行→変更なし

14時37分:普通うすい行→変更なし

14時43分:(特急通過)→快速佐倉行

14時50分:普通津田沼行→変更なし

14時57分:普通うすい行→変更なし

 

ここで注目すべきは、

改正後のダイヤでうすい行から津田沼行に変更となる列車は、津田沼で快速(=実質は普通列車)に接続する。

改正前も特急は津田沼で普通うすい行に接続していた。

なので、4駅停車したところで、上野~津田沼間の所要時間はあまり変わらない、ということですね。

 

つまり、上野~津田沼間の特急は停車しないが快速は停車する4つの駅(千住大橋・小岩・東中山・船橋競馬場)は、40分に1本の割合で列車が増えて便利になった。

津田沼~うすい間の特急は停車しないが快速は停車する6つの駅(大久保・実籾・大和田・志津・ユーカリが丘・うすい)は、列車の本数は増えないものの乗換不要となったので便利になった。(厳密にはうすい~佐倉間は40分に1本快速が増加)
 

押上方面からの快速が従来は20分起きに佐倉行と成田空港行だったが、全て成田空港行となることにより、佐倉~成田空港間は20分起きに快速が運行する(従来は押上方面からの快速と上野方面からの特別快速が交互だった)。

 

 

ということで、速達性はそれほど損なわれず、利便性はアップしている、なかなか良いダイヤ改正じゃないか!