皆様こんばんは。ブログおよびホームページ管理人の神@北見です。

 

本日は病み上がりですが久し振りにホームページの更新をいたしましたのでご紹介いたします。

 

前回は2月5日に更新しており、キハ28 0番台車の接触器箱形状と、冷房車屋根上通風器の位置、非冷房車の床下油タンクと水タンクの位置(冷房車と非冷房車では位置が違う)を修正していました。

 

 

 

 

今回はこの続きでキハ28 300以降の車についても冷房車屋根上通風器や非冷房車床下タンク類の位置修正を行いました。なお300番代以降は長大編成対応車として製造されているので、イラストの接触器箱の修正はありません。

 

この他、主に天王寺・大阪局管内に配置されていた車に見られた、電磁直通ブレーキ用KE67ジャンパ栓納め位置変更をイラストに反映することにしました。これは現段階で判明している該当車については修正済みです。

 

↑こちらは現在もいすみ鉄道で活躍を続けているキハ28 2346です。写真は2014年のものなのでかなり古いです。連結器胴受下にジャンパ栓が設けられており、これは電磁直通ブレーキ用のKE67ジャンパ栓となります。

 

このキハ28 2346の連結器周りを見ても分かりますが、キハ58系のジャンパ栓の数は非常に多いですよね…。制御用のKE53が2つ、冷房電源用のKE8、冷房制御用のKE53C、放送用のKE66、JR西日本ワンマン車で増設されているWKE101、そして連結器胴受下の電磁ブレーキ用KE67です。細いものも含めると7本もあります。

 

特にこの電磁直通ブレーキ用KE67は連結器胴受下に設けられており、連結の際にはこの下に潜り込んでケーブルを接続する必要があり、非常に狭苦しくて大変そうですね…。そのせいもあってか、高砂工場担当の大阪局や天王寺局ではこのKE67栓納めの位置を取扱いしやすい位置に移設している車がありました。

 

↑例としてキハ28 2387、2429を挙げます。九州色と広島色になっていますが、1985年までは和歌山に在籍していました。

写真を見ますと、原形では連結器胴受の真ん中真下にジャンパ栓納めが設けられていましたが、和歌山車の一部ではこのように連結器胴受の向かって左端に移設されている車があります。

 

↑このキハ58 446も1981年まで和歌山に居た車ですが、同じように連結器胴受脇に移設されています。

 

この他にも、連結器胴受から車体台枠下に移設された車もいます。

 

↑キハ58 312 岡山局の車ですが和歌山局に配置されていた経歴もあります。

 

↑キハ58 563 広島に転属する前は宮原に配置されていました。連結器横に移設されています。

 

↑キハ58 5505(元401) この車も元和歌山配置歴があります。KE67のジャンパケーブルが付いていますが、栓納めが移設されているのが良く分かりますね。

 

このような点についても今回のイラスト修正に反映いたしました。しかし通常の解像度では殆ど分かりませんが…。

 

 

さてこれでキハ28までのイラスト修正が終わり、残りはキハ57・キハ58となりました。キハ57は数が少ないのですぐ終わるでしょうが、キハ58は数が多いので一筋縄ではいかなさそうです。地道に修正・更新を行ってゆきますのでよろしくお願いいたします。

 

今回も最後までご覧いただきありがとうございました。それでは次回もお楽しみに!!

 

是非私のホームページ

 

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にもキハ58系各車の解説がありますのでご覧になってください。