第1464回('21) 阪和線・大阪府内の駅を降り鉄 (1)    | 『乗り鉄』中心ブログ(踏破編)

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前回の続き…
 
2021年11月12日~14日、2泊3日の日程で、主に近鉄吉野線と阪和線の乗り鉄&降り鉄の旅に出かけました。
2泊3日と言っても初日は大阪のホテルへ移動しただけですが…。
2日目は近鉄の期間限定フリーきっぷ『近鉄1dayおでかけきっぷ(大阪・奈良・京都版)』(1,000円)を利用して奈良県南部の近鉄吉野線や近鉄大阪線方面を乗り鉄・降り鉄していき、最終日の3日目はJR西日本の『秋の関西1デイパス』(3,600円)を利用して主に阪和線方面を乗り鉄・降り鉄してからJR神戸線で帰宅しました。
また、新型コロナウイルスの感染状況が改善し、私自身も8月下旬から9月上旬にかけてワクチンを接種しましたが、今までと変わらずマスク・手洗い・アルコール消毒といった感染対策を徹底いたしました。
 
今回は最終3日目中盤の内容です。
朝に阪和線の和歌山市内駅を降り鉄した後は大阪府へと戻り、行きつ戻りつしながら、府下南部の駅を降り鉄していきました。日根野駅では近くのショッピングモールで昼休みを取りました。
きっぷは『秋の関西1デイパス』を利用しましたが、このきっぷで加古川の自宅まで使えるものの、前日に利用した『近鉄1dayおでかけきっぷ(大阪・奈良・京都版)』が安すぎるため、割高感は否めませんでした。
  
今回の日程 2021年11月14日  (日)   【中盤】   
 
紀伊中ノ島930(阪和線・紀州路快速)933六十谷946(紀州路快速)1002和泉砂川1035(紀州路快速)1043日根野1139(下り紀州路快速)1141長滝1153(紀州路快速)1156新家1224(上り紀州路快速→日根野から後方に関空快速を併結)1237熊取      
 
【終盤へ続く】   
 
紀伊中ノ島駅からは大阪府内へと戻りますが、その前に先刻訪問した六十谷駅において、下り2番のりばの天王寺方にある開智中学校・高等学校の通学生のために設置された専用出口を撮影し忘れていたため、再訪問することにします。乗車したのは紀伊中ノ島駅9時30分発の上り紀州路快速・京橋経由天王寺行き(日根野まで各駅停車)で、車両は225系4連でした。前の列車と30分近く間隔が開いていたこともあり、乗り込んだ最後部車両はほぼ満席だったため、私はドア脇に陣取って紀の川などの車窓風景を眺め、予定通り次駅の六十谷駅で下車しました。
途中、紀ノ川を渡る際、一部が崩落した水管橋を目撃しました。
 
 

 

 
六十谷駅を下車後は改札を出て、専用出口を駅外側から撮影しました。この日は休日だったため、専用出口は閉鎖されていました。
 
 

 
その後は改札内へと戻り、今度こそ大阪府に戻ります。六十谷駅からは9時46分発の紀州路快速・京橋経由天王寺行きに乗車。223系4連で、この電車の最後部車両は乗車率がさほど高くなかったです。転換クロスシート1人掛け席に空席があったため着席し、水分補給をしてから道中は車窓風景を眺めていました。紀伊駅は先ほど訪問したため、大阪府に入って山中渓駅と和泉鳥取駅は3月に訪問したため、いずれもパスしました。そして私は和泉鳥取駅の次の駅である和泉砂川駅で下車しました。和泉砂川駅は泉南市の代表駅で、全ての快速列車が停車する駅です。海側を走る南海本線は泉南市内に急行以上の優等列車が停車する駅がありません。和泉砂川駅は島式ホーム2面4線で、東西にレトロな駅舎があります。この古い駅舎は前身の阪和電気鉄道時代(戦前)に建造されたもので、いつ改築されてもおかしくない、今や貴重な存在です。
 
 

 

 
和泉砂川駅では10時35分発の紀州路快速・京橋経由天王寺行きに乗りました。今回も223系4連でしたが、快速以下が223系と225系に統一されている阪和線において、223系は快速中心、225系も初期車は快速中心ですが、103系や205系を置き換えるため後に増備された225系5100番台は区間快速以下の運用が多く、快速運用が少ないため、全体的に区間快速以下より快速系の方が車両が古い現象が起きています。快速以下専従の221系を置き換えるために225系100番台を増備して、すぐに新快速運用にも次々投入している本線系とは異なる運用方法です。
本題に戻します。私は紀州路快速の最後部車両に乗り込みました。大半の席が埋まっていたものの、1区画だけ2人掛け転換クロスシート窓側席が空いていたため着席し、まだまだローカル度が高い車窓風景を眺めて過ごしました。そして長滝駅を過ぎると左から関西空港線が合流し、日根野駅に到着しました。私はここで下車し、改札へ向かう途中、後方から関空快速が接近し、当駅で紀州路快速と併結して8連になって大阪都心を目指します。
 
 

 
日根野駅は3月に駅を観察していたため、下車後はすぐに改札を出ました。となると、なぜ日根野駅で途中下車したか、ですが、それはちょっと早い昼休みを取るためですw 東口の少し北側にある「イオンモール日根野」へと向かい、1階にある好物の「ケンタッキーフライドチキン」を食べましたww 
 
 

 

  
昼食後は日根野駅へと戻り、再入場。今度は和歌山方面に残っていた未訪問駅で下車するべく下り線ホームへと移動し、11時39分発の紀州路快速・和歌山行きに乗車しました。223系4連で、乗り込んだ最後部車両は半分ほどの座席が埋まっていましたが1人掛け席が空いていたため着席。道中は右へ分かれゆく関西空港線などを眺めて、次駅の長滝駅で下車しました。長滝駅は2面4線を有する駅で、熊取駅・日根野駅・長滝駅と3駅連続で2面4線の駅が続きます。しかしながら長滝駅のホームは狭く、前身の阪和電気鉄道の面影を残していました。また、ホームからは東側の築堤上にある車両基地の吹田総合車両所日根野支所が見えました。そして、和泉砂川駅と類似した阪和電鉄由来の三角屋根の古い駅舎が残っていました。
 
 

 

 
長滝駅の観察を短時間で終え、次は11時53分発の紀州路快速・和歌山行きに乗車。225系4連で、最後部車両は大半の席が埋まっていたものの、この電車も1人掛け席が空いていたため着席し、水分補給をしつつ車窓風景を眺めました。そして次の停車駅である新家駅(しんげえき)で下車しました。相対式ホーム2面2線の駅で、各ホームの和歌山方(西側)に駅舎があり、両ホームはエレベーターがない跨線橋で結ばれています。駅前は住宅地ですが、駅舎前の踏切道では自動車がひっきりなしに通っていました。
 
 

 

 
新家駅からは再び大阪方面へと歩を進めていきます。今度は12時24分発の上り紀州路快速・京橋経由天王寺行きに乗りました。225系4連で、最後部車両はほぼ満席だったためドア脇で立席に。道中は車窓風景を眺めましたが、この日は同じ区間を4度通っていますwwww 2駅目の日根野駅では後方に関空快速(223系4連)を併結して8両編成になりますが、停車中に私は紀州路快速を出て後方4両の関空快速に移りました。最後部車両は比較的乗車率が低く、私は転換クロスシート1人掛け席に座れましたが、日根野乗車組により大半の席が埋まりました。以後の道中も車窓風景を眺めていましたが、私はすぐに到着した熊取駅で下車しました。別に座らなくても…という短時間でしたが、結構疲れていたのでw
熊取駅は2面4線の主要駅の構造で、車両基地や関西空港線ができる前は日根野駅より重要な駅でした。2022年3月ダイヤ改正ではデータイムに運転されている区間快速が日根野発着から熊取発着に変更され、熊取駅折り返し列車が増加する予定です。また、1997年に橋上駅舎になっていて、東口側の方が栄えていました。熊取は「市」でなく「町」にある駅ですが、乗降客が多かったです。
 
 

 

 
結構疲れてきましたが、この後もまだまだ阪和線の駅を降り鉄していきました。
 
 
(つづく)
 
 
今回の新規踏破路線、新規探訪廃線跡はありません  
 
 
(参考:Wikipedia)