GMの東急8090系シリーズの続編として展開されている富山地方鉄道17480形
先行して大井町線由来のグラデーション帯を纏った編成が製品化されていましたが、引き続いて田園都市線で活躍した編成由来の赤帯を纏った編成が順当に製品化
ということで、グラデーション帯の編成に引き続き、こちらも導入してしまいましたのでレビュー的なものでございます。
パッケージ
立山連峰バックの富山らしい雄大な形式の中を走る実車写真
商品名は前面赤帯と第3編成である点を強調
そのうちスカート無し冬仕様の第4編成が出ると予想しますが果たして?w
裏面はディテールガイド
ちゃんとグラデ帯編成の流用ではなく赤帯仕様になっていますw
開封
短編成向けのビデオケース仕様の箱なので、コンパクトに収納されています。
取説は車両の下に折りたたまれた形態で封入
品番を見るにグラデ帯の奴とは別の取説っぽいですね。
ステッカーは前回品のグラデ帯仕様と全く一緒
ということで、大変残念ながら白台紙の最悪な仕様ですorz
付属パーツ
こちらも前回品と同様で信号炎管のパーツは予備が無いので要注意であります。
ということで、車両を見ていきます。
電鉄富山・宇奈月温泉方の先頭車デハ17485号車
前面
足回りがグレー色に変更され、連結器の交換等が施されながらも、東急現役時代の面影を残す姿
窓には田園都市線のサークルKマークも健在
非直通編成で他社に譲渡された編成は多数存在しますが、このマークまでそのまま営業運転を行った編成は日本国内では唯一
そんな感じでほぼほぼ譲渡前に近い車体に対して、連結器はカバー付き、台車にはスノープロウ装備と足回りは雪国の電車らしい姿になっている点とのギャップも面白いですね。
側面
先行するグラデ帯編成と同様にグレー色になった足回りが目を引きます。
妻面側
その他スピーカーなどの仕様も先行するグラデ帯編成と一緒ですが、車端部黄色テープがそのまま残されている点が近年まで走り続けた編成である事を盛り上げます。
屋根周り
信号炎管用の穴があるのがグラデ帯編成と同様に富山地鉄ならではの仕様
現地に行って確認した際に気づきましたが、クーラーキセの色が白いままなのは東急仕様のままなのでエラー
何故かこちらも8500系非軽量車から採用されたメッシュ表現ありのタイプではなく従来品のメッシュ表現無しのタイプです。
パンタグラフ
PT42Nを装備しているのは現地で交換されているので正しい部分
上市・岩峅寺・立山方先頭車のモハ17486号車
前面の仕様はモハ17485号車と同様
側面
ただ単にグレー色足回りのパーツにしたってだけなので、反対側にあるCPなどは東急仕様のまま
実車に乗って富山地鉄っぽさが増したコンプレッサーの音を聞いてしまうと拘りたくなってくる部分ゆえに、3D出力品の足回りが出ないかななんて淡い期待
妻面側
こちら側の先頭車も当然ながら黄色テープ有りの仕様
座席パーツは車端部まであるタイプではなく従来品
屋根周り
信号炎管への対応、クーラーキセの色が…などはモハ17485号車と同様の仕様
屋根を塗る時にクーラーの仕様も是正したいものであります。
ということで、グリーンマックス 富山地方鉄道17480形(前面赤帯・第3編成)のレビュー的なものでした!
GMの東急譲渡車シリーズも現状で出せそうなものはコレにて一段落という感じでしょうか
地鉄電車は前々から市内線含めて結構集めていましたので、地元由来の電車をコレクションに加えることが出来たのは何よりであります…早いうちにこちらもステッカーを貼り、鉄コレの富山地鉄の車両たちとの共演を楽しみたいものであります。