27 | 燕党の宴

27

 古田敦也が付けていた背番号27番。

 元々の経営母体が鉄道会社だったスワローズに永久欠番は存在しないと言われている。

 そのことは理解していた。

 が、しかし、やはりよほどのことがない限り27番を付ける選手は現れないと思っていた。

 その27番を、今シーズンより中村悠平が背負う。

 

 昨シーズン前に古田から金言を授かった中村は、確かに日本一に大きく貢献した。

 配球面が進歩したと、各方面でも言われている。

 個人的には、配球もさることながら、テンポがよくなったと思う。

 以前の中村は、ランナーが出れば出るほど投手といっしょになってテンポが悪くなって、

 結局連打を浴びて大量失点をしてしまう。そんな印象だった。

 昨シーズンの中村は、ピンチになってもテンポよくリードしていたように見えた。

 

 が、しかし。

 好成績を残したと言われている昨シーズンの打撃成績。打率は2割8分弱。本塁打は2本。

 出塁率は3割6分に達するものの、得点圏打率は2割3分台。

 捕手としては充分かもしれないが、27番を付けるには物足りない。

 古田敦也が同程度の成績ならば、それは不調のシーズンと言われるだろう。

 そして、盗塁阻止率も3割に満たない。これもやはり27番には物足りない。

 

 宮本慎也が「中村は今年が勝負。隔年のムーチョを返上しないと」と言っていたけども、

 たしかに今年こそ大事なシーズンになると思う。

 全ての数字を一回りも二回りも上回らなければ、27番に相応しいとは言えない。

 まぁ、隔年って意味では、古田もそのケがあったけどね(笑)。

 

 ともあれ、さらなる飛躍を期待しております。

 
 
 さて。
 JR貨物における27も、今や一部のファンの間では国宝とすら呼ばれているようで。
 その去就が心配されていますが、なんのかんのと動いております。
 今日はクリーン川崎号に入りそうなので、朝からお出掛け。
 
 
 まずは、鶴見川で新鶴見から川崎タへの送り込み回送を狙います
 思ったより暗かった(汗)。この角度で完全にシルエットになってしまうと、なにがなにやら分からない??(苦笑)
 
  
 左)すぐに小倉陸橋に移動して、まずは8097レ
 右)続いて5086レ。例の集合住宅もすっかり完成しましたね
 
  
 左)で、クリーン川崎号。...ぬぁ!カマ次位にデカイコンテナ載ってるし(泣)
   背の低いコンテナ越しに27号機を撮りたいんだってば!前回は空だったし、思うようになりません(泣)
 右)で、78レ。今日は2074号機の登板
 
  
 相変わらず特休札の入っているカマを眺めつつ居残りまして
 
  
 左)4072レ。せっかくカマ次位にピンクが載ってるのに、モモタロサンの代走(泣)
 右)単1292で27号機が戻ってきました
 
  
 一旦入区して、午後の運用までひとやすみ
 
  
 左)小倉に戻って72レ。イイ感じのバランスで保線の人もフレームイン(笑)
 右)続いて8460レ。コチラは中途半端に入ってしまった(苦笑)
 
 
 8764レ。撮っときたかった列車なんだけど影が落ちちゃうし(泣)。まぁ、何を牽いてるかは判別できるかァ
 
 27号機はこのまま東京タに入り、今晩の67レで帰阪する予定です。
 このまま進めば数日後にはシャトル便に入るかな?また飛ばされちゃうかなァ……。
 今日は新鶴見周辺で27を追ってみましたが、単機の2コマが一番マシとは(苦笑)。