~Special Thanks & Forever VSE~【2022.1.27③】 | たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

たいちょ〜の心のつぶやき 第2章

『縁は、連結する』鉄道など交通を中心に興味の赴くままに、日々呟き語るブログ。
※最近すっかり鉄道ルポタージュ化してますが、言いたいことを素直に言うという意味でブログタイトルは変えてません。

1月27日木曜日、唐突に実現したVSEの旅。
それまで放置したようになっていた現実との乖離に悩みつつ、それを埋めるべく動き続ける。

17年間のココロのスキマ、埋めていきます。

小田急ロマンスカーの矜持のひとつ。
座席のヘッドカバーの刺繍。

どれだけ気づいている人がいるか知らないが、各形式ごとに専用のものがつけられている。

こういった細やかな心配りが、ロマンスカーのブランドを形成しているのだなと。


EXEの「はこね3号」と同時進入で、9:10に町田に到着。
もっとも、EXEは町田駅を通過してしまったが。
ここで展望席は満席となり、改めて新宿を目指していく。

通り慣れた道も、展望席を通すとまた見方が変わる。


この特別感が、ロマンスカーの醍醐味。


四半世紀余り小田急線を利用してきて、変わりゆく線路、街並みを展望席から眺める。

関東の他の私鉄にはない特別感を支えてきた一系列も、ラストランまでもうすぐだ。


今回の一連の撮影で、一番最初に訪問した南新宿駅を通過すると、終点まであと少し。

そして、定石通りEXEによる「えのしま1号」ともすれ違う。


そして…9:44。

平日とはいえ、やはりVSEへの注目度は大。

互いに撮り合うような不思議な光景も、この場所ならでは。

新宿、定刻通りに到着。


…ところが停車直前、そんな展望席からおもむろに立ち上がった人が。

乗降口が2号車で移動時間を要するから、早く降車したい気持ちがわからないでもない。

でもここは展望席、基本最後に停車するまで前を見ていたい人が座っている席。

そんな絶妙なタイミングで立たれては「おっとっと!」となってしまう。


そんなことはあったけれど、無事に到着。


11日ぶりの新宿だけど、夜と朝ではまた見え方が違う。

そんな対比を楽しみながら、また改めてカメラを向けていく。

撮影を始めた27年前のことも思い出しながら。


…しかし、そうした余裕はこの日は持ち合わせていなかった。

まずは、この折り返しを撮影する時間の猶予は10分も無かった。

9:53発の急行唐木田行きで、急ぎ来た道を戻っていくというタイトなダイヤになる。


そして、長居できないというか、したくない理由も。


狭いホーム上にも関わらず、三脚を立てる撮り鉄が一部に存在。


注意しても無視、構内作業員の通行の邪魔になっていてもお構いなし。

こういうことを今からやっているようでは、先行きが非常に不安になる。

そんな怒りを噛み殺して、先行する急行に飛び乗ったのだった。


そうして急行を乗り継いで降りた場所は…喜多見。

列車コード707

スーパーはこね7号

10:13通過


そんな先行き不安なことはあったが、訪問3回目の喜多見ではぎりぎり定石通りに収める。
そしてここで一度緊張を解き、少し休みながらさらに西へ転戦を仕掛けることに。
しかし、緊張を解き過ぎてリラックスしたことがピンチを招くことを、まだ知る由もなく…