ようやく正統スタイルになったM64編成
昨年末頃から突如再開した前面投石防護網撤去の動き(全検出場車は除く)。撤去再開後のほぼトップバッターであった205系武蔵野線M64編成は、突如の通達からか、前回の月検では助手席側のみを撤去するという変なスタイルで運用に就いていました。まあ、いずれ撤去されるであろうと観察していると、1月下旬頃に全て取り外されているのが確認されました。同時期にM35編成も撤去が完了しており、メルヘン3本がいずれもオリジナルスタイルに復元されています。
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M35、M65が所謂「トホホ」状態ですので、M64の網撤去は嬉しいですね
約1か月間、片側の網を残したまま運用されていたことを考えると、やはり撤去は月検のタイミングで行っていることが伺えます。月検査は基本的に毎日、ボゴール、デポック、ブキットドゥリの3か所で実施していることから、既に施行編成は90本を超えている計算で、もはや最近は網の無い編成の方が少ないという状況です。現地鉄によれば、既に網撤去は完了している模様とのことで、1990年代末頃から長らく続き、ジャカルタの鉄道の一種のアイコンにもなっていた投石防護網も、これで過去帳入りしたことになります。網付き画像が逆に懐かしくなるという時代がすぐそこまで来ていることを予感させます。
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