クモハ12052の組立を開始しました。
車両のキットを組むのは十数年ぶりです。
久々のはんだ付けは、散々な結果でした。文字通りご笑覧ください。
まずは。私の「はんだ付け道具」です。
私は、はんだごては使わず、バーナーを使います。本来、もっと火力の強いバーナーを使うのですが、何処へいったやら、見つからなかったので、手元にあった小さなバーナーを使いました。
説明書に従って、ウィンドシル、ヘッダーや窓枠、ドアをはんだ付けします。
まずは、ヘッダーから。
位置を決めて、アルミクリップで固定します。
ヘッダーの下に塩化亜鉛を小筆で染み込ませたら、小さく切った糸はんだを置いて、いざ!加熱。
アチャー! はんだでリベットが潰れてしまいました。バーナーの炎は、下から当てなければならなかったのに、何を勘違いしたか、上から当ててしまいました。その上、はんだの量も多すぎました。(← もし、はんだ付け初心者の方がいらっしゃったら、こんな手法は決して真似しないでください。本来、ウィンドシル、ヘッダーは、裏側に”はんだメッキ”を施した上で、はんだ付けをするものです。)
いきなりの大失敗に、かなり凹みましたが、何とか頑張って、シル、ヘッダーと窓枠、ドアを付け終わりました。
さてと、はんだ吸い取り線はどこにあったかな? 見当たらないなあ。よし! 伝家の宝刀”マッハのキサゲ刷毛”の出番です。
ドア上部のヘッダーのリベットが少し削れてしまいました。これは、はんだ吸い取り線を使わなかった私が悪い、キサゲ刷毛に罪はありません。
クモハ12052の組立は、暗雲垂れ込める船出でしたが、バーナーを使って狙った場所にはんだを流すコツを、少しだけ思い出せたような気もします。
川正線の製作を始める前に、途中で放り出したメルクリンのレイアウトに着手して以来、真鍮キットには手を付けていないので、20年近くのブランクです。
久しぶりのはんだ付けは、思うに任せませんでしたが、どんなに下手糞でも、キットの組立は、やっぱり楽しいですね。
もう少し形になったら、懲りずにまた報告します。
本日も、ご訪問ありがとうございました。