ダイヤ改正もそろそろ整理していきましょう。

まずはJRを筆頭とした統一改正日に先立って2/26(土)にダイヤ改正を行ういわゆるNKTHから。今日は京成です。プレスはこちら

 

 

1.スカイライナーの青砥停車の拡充

 現在、一部のスカイライナーは青砥に臨時で停車していますが、これを定期での停車とし、なおかつ60分間隔とすることで、押上線方面から青砥でのスカイライナーへの乗り継ぎを便利にします。

 

2.夜間のスカイライナーの時刻調整

 夜間帯は、終電までスカイライナーを30分間隔で運転することで、分かりやすいダイヤとします。なお、これに伴い、スカイライナーの終電が20分繰り上がりますが、これについてはアクセス特急の終電を繰り下げることで対応します。

 

3.日中、夜間のパターンダイヤ変更

 日中の「特急」を「快速」に変更し、特急通過駅の利便性を向上します。また、上野発着の「快速特急」と都営線方面発着の「アクセス特急」を下りは京成高砂、上りは青砥で乗り換え可能にすることで、上野〜成田空港への速達性を確保します。

 平日夜間については、都営線から京成成田方面へ向かう「快速特急」を「特急」にすることで、京成佐倉〜京成成田の各駅へ乗り換えなしで利用できるようにします。

 

4.深夜帯の時刻変更

 23時台に成田空港発宗吾参道行を1本増発し、成田空港利用者や勤務者の利便性向上を図ります。

 また、現在成田空港発京成高砂行の終電は「快速」ですが、これを「普通」に変更します。なお、これに伴い、成田空港方面の各駅のほか、京成成田でこの列車と接続する東成田でも終電の時刻の繰り上げが行われます。

 

5.北総線始発の「ライナー」の時刻変更

 現在、北総線の印旛日本医大発京成上野行のライナーを1本運転していますが、これについては時刻を変更した上で当面の間運転を継続します。

 

このほか、各駅で時刻などの変更があります。

 

【管理人の考察】

今年も最初に事実を整頓した上で最後に当方からの考察を行います。

速達性度外視とまでは言いませんが、本線系統が速達性においてJRに勝つのがなかなか難しい中で、ある意味最適化してきたのかなという印象です。しかしながら、現行ダイヤのような40分ベースのダイヤのままだと、都営線からの快速は20分間隔、上野からの快速が40分間隔となり、これらを合体させたときにかなり分かりにくいダイヤになってしまうのでは?という懸念はあります(都営のプレスを見る限りアクセス特急40分間隔、つまり京成側の快速特急40分間隔は変更なさそうですし)。40分で3本。この時の列車間隔とかそういうのをどう調整してくるかには注目してみようと思います。

 

 

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