所有事業者:小田急シティバス (東京)
仕様・用途:都市間夜行高速路線仕様
登録番号:品川200 か 1492
社番:No.33号車
配置:小田急シティバス世田谷営業所
初年度登録:2006年
シャシー製造:三菱ふそうトラック・バス
搭載機関:三菱6M70(T4)型
車体架装:三菱ふそうバス製造
車両型式:PJ-MS86JP
車名:三菱ふそうエアロクィーンⅠ・ハイウェイライナー
撮影日:2011年11月23日 (水曜日)
撮影場所:新宿駅西口
2022年1月から小田急シティバスと小田急箱根高速バスが合併して、 「小田急ハイウェイバス」 となったのはいつぞやお伝えしましたが、業務上の拠点である旧小田急シティバス世田谷営業所と小田急バス若林営業所は合併しても変化はありません。それでも毎日遠目で眺めていると、 「いつの間に?」 「気がついたら」 と気付かされることがあります。それは夜行高速路線仕様車が2台だけ除いて全車が日野に統一されてしまったこと。空港リムジン仕様車は僅かですけどふそうが採用されたりしていますし、旧小田急箱根高速バスはふそうに統一されているんですけど、夜行は日野オンリーで、先程も申したようにふそうは2台だけ。 “緑こけし” のNo.39号車 (2010年式BKG-MS96JP) と “赤こけし” のNo.45号車 (2015年式QRG-MS96VP) が辛うじて残っているんですが、そういえば、No.45号車ってここんところ、姿を見せないなぁ~。コロナの関係で手放したか、経堂の旧箱根高速バスの車庫にいるのかは判らないけど、どちらにしても、ふそうが窮地に立たされているのは事実だったりします。昔はねぇ~、ふそうオンリーだったのなぁ~。
2台しか無いふそうですが、残存しているのはMS9のみで、既に先代のMS8は全車退役しました。世が世であれば、ツアーバスやインバウンドで活路を見出すんでしょうけど、インバウンドは絶滅状態。画像のエアロクィーンは2006年式ですので、車齢は16年ながら足回りはMS9そのものなので、ツアーバスを運行してる業者が引き取られれば御の字かなぁ~とは思ったりします。
“青こけし” は1989年に運行を開始した 「ニューブリーズ」 号で初めてお目見えしたカラーバリエーション。だから今でもついつい “青こけし” カラーを見ると、 「ニューブリーズ」 と言ってしまいます。
今はバスタ新宿に発着場所を変えている新宿発着の夜行高速路線バスですが、撮影当時は新宿駅西口前が発着場所でした。関東バスを含む京王系がヨドバシカメラ前で (到着は新宿安田生命ビル前) 、小田急系が小田急ハルク前、そしてJRバスが高島屋の隣でしたよね。
【参考文献・引用】
バスラマインターナショナル No.170
BUSRAMA EXPRESS No.10 「三菱ふそうエアロクィーン&エアロエース」
(いずれもぽると出版社 刊)
ウィキペディア (ニューブリーズ号)