最近のグリーンマックス製品の中で、ずっと続いている感のある懐かしの東横線ネタ
ここまで来たら東横線仕様の8590系もやらんだろうかと思っていましたが、コアレスモーター化+編成番号変更で事実上の再販に
ということで、こちらは保有していなかったネタかつ、中古での入手がそこそこ面倒な案件だったので大喜びで予約
軽くですがレビュー的なものでございます。
パッケージ
路線まで固定だし、編成番号も指定という事で大分刻んでますw
模型の仕様に合致する編成ですと、8691F~8694Fは仕様が一緒なので問題なく改番出来ます。
8695Fだけは中間に含まれる車両が8090系後期車由来なので側面ステンレスの継ぎ目が異なっていますのでNG
編成番号まで刻んだってことはいずれ期待して良いんですかね…?
開封
取説
何時ものフォーマットですが、今回発売になった田園都市線の8694Fと同じものに纏められていました。
大注目のステッカー
絶不評の白台紙から脱し、京阪3000系プレミアムカー辺りから採用されている新タイプの透明ステッカーに
こちらのステッカーに関しては後日使用してみた報告記事を別途一本仕立てたいと思います。
内容としてはローマ字併記幕初期の頭だけ大文字だったタイプの幕が網羅されているのが非常に嬉しいところです。
後述の理由でこの製品はみなとみらい線に乗り入れられない仕様なのですが、ステッカー自体はみなとみらい線直通対応後の元町・中華街まで網羅された幕ステッカーになっています。
付属パーツ
こちらは何時もと変わらずですね
ということで車両を見ていきます。
渋谷方先頭車のデハ8693号車
前面
今回製品はステッカーからの選択で、ライトユニットへの幕の印刷が無くなりましたので前とちょっと印象が違います。
注目点はライト枠
過去製品のデハ8695号車(左)と比較してみますと、本当に微妙ですが仕様が変わっています。
具体的に言いますと、ライト枠の外枠側の表現が少し変わったという感じでしょうか
金型そのものを弄ったとは思えないので印刷方式を変えたのかな?って感じですが、今までよりも存在感が増して良くなったと思います。
参考までに実車を見てみますとこんな感じ
スケールに忠実って意味では今までの仕様かなという感じがしなくもないですが、模型的に実車の存在感を出すって考えた時には今回品の表情の方が格好良い気がします。
側面
この辺りは良くも悪くも以前と変わらず
時代考証的に当然ながら黄色テープは無し
車内の座席パーツは8500系非軽量車から採用されている車端部までシートがあるタイプのものに
屋根周り
座席パーツが車端部までシートがあるタイプにも関わらず、屋根に載っているクーラーは8500系非軽量車から採用されたメッシュ表現があるタイプではなく、従来品の13次車以降のタイプ向けなのが非常に残念な部分
出来ればここはしっかりとメッシュがあるタイプに交換をしたいところですね。
中間車の2号車~7号車は抜粋してご紹介
動力車を除いて座席パーツがある車端部まである新仕様です。
5号車のデハ8199号車がモーター車
パンタグラフはPT42Nタイプを装備
先ほどのクーラー共々エラー!?と思ってしまいそうですが、これは正しい仕様
地下線乗り入れ向けのPT42Lタイプに交換されたのはみなとみらい線乗り入れ対応後の姿で、製品仕様にもその旨が書かれています
よって厳密に言うとみなとみらい線には直通出来ない仕様になりますので、本気で拘るのであればパンタグラフをPT42Lに交換してあげましょう
最後に桜木町方先頭車のデハ8593号車
デハ8693号車と同じく前面ライト枠の表現が変わり、座席パーツが車端部まである現行仕様になっています。
ということで、グリーンマックス 東急電鉄8590系(東横線・8693編成)8両セット のレビュー的なものを書いてみるでした!
前回出た時はツインモーターの時でしたので、久方ぶりの東横線仕様、個人的にも東横線仕様の8590系は穴になっていましたのでコレクションに加えることが出来たのは良い収穫となりました。
8590系ネタの網羅されてないネタで黄色テープ無しの8695F関連、東横線仕様もですが特に田園都市線の第一次転属時をやってくれると非常に嬉しいですが…果たして
それにしても最近のGMさん、日比直1000系から始まって、特殊装飾の9000系2種、ドノーマルの9000系をキット含めて展開と、あの頃の今となっては懐かしい東横線が大分揃ってきた感があります。
完全に外堀を埋めに掛っているといいますか、完全に埋め終わったという感じがするのですが…
最近の製品セレクトを見ると結構良いものを出してくれている感じがするので是非とも期待したいものですね。