
宝塚線の4号線ホーム。

この時は急行宝塚行きでの運用でした。
ヘッドマークの色は宝塚線のラインカラー、箕面の紅葉をイメージしたオレンジ。
今回は大阪方の先頭車からサイドのラッピングを見ていきます。
宝塚歌劇団の宝塚大劇場、
宝塚大橋から今津線越しに見る定番のアングルですね。
大阪方の終点梅田の風景。
HEPの赤い観覧車と梅田阪急ビル、阪急百貨店ですね。
神戸線では兵庫県内ばかりの絵でしたが、宝塚線には大阪も入っています。
宝塚大劇場とうめだ阪急を対にした構図は
当初他の鉄道事業者と違って都市間輸送の無かった沿線に娯楽施設と百貨店を作ることで需要を生み出すという
創業時の箕面有馬電気軌道からの阪急の沿革をも感じさせてよいと思います。
ここも大阪、
そういえば前回のすみっコぐらし号では大阪は京都線の方に入っていました。
そして最初の方で書いたラインカラーにもなっている紅葉の名所でもある箕面大滝。
中間車両×6両は前回の神戸線と同じパターンなので省略。
宝塚方の先頭車、
ここでマニアには今さらな話と言われてしまいそうですが、
上の額の部分にあるのはヘッドライトですが、下の看板の左右にあるのはフォグランプでも補助灯でも、ましてやウインカーでもなくて通過標識灯といいます、
阪急ではこれが右片方だけ点灯しているのが急行や準急。
特急は両方、普通は無点灯というようにして通過時に見分けることができるようにしています。
前回の神戸線では特急運用だったので両方点いていました。
また、後退時、つまり最後尾になったらここの赤い部分が点灯してそのままテールランプに変わります。
「阪急では」と言ったのは、ここは鉄道会社さんによって扱いが違うから。
近鉄では同じ片方点灯でも右が急行で左が準急と分けていたり、
南海では普通でも片方、優等列車は全て両方、
JRではこの標識灯の設定そのものがありません。
ではこの宝塚方先頭車の側面ラッピングを、
つづく