ED78形1次形から続き~ED71形2次形です。
前回のED78形から続く流れからすれば板谷峠のEF71形なのですが、今回は「ED」の方の71です(゚∀゚)アヒャ
実はED78形購入時にED71形も見つけてしまい同時に仕入れてしまいましたのです。
KATO ED71形2次形 (3087-2)
私の好きなED62形と同じ前面を持つ真紅の交流機です。
この前面デザインのルーツを辿ってみると元祖はDF50形ディーゼル機関車。
平面な前面が全体的に若干傾斜し貫通扉を持つデザインです。
同時期に登場した電気機関車に採用されていきました。
(ED70・ED71・ED60・ED61・ED62・EF30等)
何故かこのお顔が可愛くて惚れてしまう私なのです(*ノωノ)
実車は北陸本線で先行開発されていたED70形がベースで東北本線の交流電化とその輸送量に合わせパワーアップさせるために新たに開発された交流電気機関車。
その力はその後登場するED75形よりも高出力だったらしいです。
寝台特急はくつるや普通列車等の旅客列車、貨物列車を牽引し東北本線の顔となっていました。
このED71形には三つの形態があり試作車・1次形・2次形のグループに分けられ、KATOは2次形をプロトタイプとしています。
2次形特徴は模型を御覧の通りの車体側面の通風用ルーバーを一段とし、採光窓と同じ高さに並んでいます。
2次形 側面
側面だけ見ると窓やルーバーの配置がEF60形に似た感じですね。
試作車・1次形になると車体側面の通風用ルーバーが田の字に並び他機には見られない独特なスタイルです。
1次形
ルーバーの配置がいかにも高出力機っぽい感じがして個人的に好みですね。
実際ブロア音とか凄かったのではと想像してしまいます。
KATOは2次形を品番3087-2として発売していますが、品番3087-1が存在していないので将来的にこの1次形を作るのではないかと期待しています。
他社には存在しているのですが、やはりKATOさんに作って欲しいですから。
さて、毎度の整備ですが
本体と付属品
先日のED78形同様パーツが少なくユーザーフレンドリーです。
少し驚いたのはナックルカプラーが最初からシャンクの短い物が入っていたこと。
いつも長い物が入っていて短いEF66前期カプラーへ交換していたので少し意表を突かれましたね。
まぁ、短い車体なのでカーブで牽引物との干渉が無いとも想像出来ますが。
2エンド側
ナンバーは48号機を選択、理由は今回特にないです。
2エンド側にはジャンパホースが付きますが、ホース部は赤色の一体成型だったのでマットブラックで色差ししています。
屋根部と側面
48号機は日立製なので日立の銘板を入れてます。
屋根上はこれぞ交流機の如く複雑な機器が載ってます。
ただ、金属線とプラ一体成型の線が有るので、出来たらプラ部分は色差したいと思います。
1エンド側
これで完成。
小さな機関車ですが他の交流機よりも存在感がある気がします。
メインは旧型客車を牽かせ、あと実際にあったED75形との重連運用もやってみたいですね。