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今日はNゲージ鉄道模型、一部本線を逆走する区間で脱線する車両があることが判明し、対策を打ってみました。
ED75 129+ED75 109(いずれもKATO 3075-1 一般形改造車)が牽引するタキ43000編成、ボケてますが奥の渡り線を通って”逆走”に入ります。
右側通行 になりますから日本では”逆走状態”です。左側へ回り込むようにして右奥(画面外)の駅部へと向かいます。奥にED75重連がボンヤリ見えていますが、この辺でタキ43000編成中数両の脱線が起こることが判明、再現性もありました。
こういう運転をするのは写真の外1番線、又は1本右の1番線に入線する場合です。スペースの都合、離れたところに渡り線を設置せざるを得ませんでした。
先日のダブルクロス交換記事(以下リンク↓)でEF71 5+ED78 3+12系客車を運転したのもこの経路です。12系は問題なく通過しましたが、タキ43000編成はダメ でした。
タキ43000編成を外1番線に入れたのは気まぐれではなく😁、先日のEF15 188+EF15 176重連走行をやるため でした。ボケて見えませんがはるか奥に牽引して来たナナゴー重連が居たりします。直流と交流ごっちゃになってますが..😅。
本題に戻って..脱線したタキ43270(右)です。脱輪して連結器が外れ、置いて行かれてしまっています。問題を起こすのは複線片渡りポイントレール上でした。
ここは複線カント付曲線レールと複線片渡りポイントが隣り合わせになっていました。以前同じようなところで脱線が多かったことがあります↓が、反位(分岐側)進入での話、定位(直進側)で脱線頻発は珍しいんじゃないかな~?
脱線解消のための対策を打ってみます。先ず複線片渡りポイントを外します。写真右下にちょっと写る38mmの端数線路を挟んでその右は先日交換したダブルクロス(下側)の位置でした。またこの周囲を弄ることになったか..😅。38mmと複線片渡り間のジョイントは床下の穴から出ているコード付き、電源供給を行っている位置でもありました。
まずこのポイントにトングレール先端の切断をやっていなかったので実施です。矢印部、斜めにカットを入れています。脱線対策に効果あり は経験済みです。
裏蓋を開けたところです。矢印の黒いパーツを外すとトングレールをいくらか持ち上げられるので、その状態でカットしています。結構気を遣う作業です。上記リンク記事で太いピアノ線へ交換しようとして失敗しているので今回はやっていません。写真のように4番ポイントが2つ入ったような構造ですが、ポイントマシンコイルは1本で2か所を切換えています。上方に写るDS51K1 DCCデコーダが1つで済むのは有難いですが作動時の負荷は大きい筈、トング先端切断時にちょっと曲がったりすると抵抗が大きくなって切換らなくなったり..という事もありましたが、今回は問題無し、セーフ でした😅。
更に電源供給リード線が顔を出す穴を右へ拡張し、ダブルクロスと複線片渡りを直接続にしました。
38mmの端数線路は矢印、複線片渡りと曲線レールの間に挟むようにしました。上記”たった52mmの直線なれど”リンク記事の例を考えると、この方がいいんだろうな と思いました。写真はダブルクロスと複線片渡りの2連続を問題なく渡れるよね?を583系で走行テストしました。左側へ向けて走行、問題なく通過しました。
写真左奥が脱線を起こしていた箇所です。カーブ側に38mm端数線路を挟んだ効果か、トング先端切断の効果か、はたまた両方か?分かりませんが、タキ43000も問題なく通過するようになりました。やれやれ です。
脱線しませんよ~ を表現し難かったので😁、同区間を通過してくる走行Short動画にしてみました。対策前はタンク車が脱線しまくりだったところ、安定して走れています。
作業が終わったので”蓋”をして”直流機留線”を復活させています。更に棚板が付いて収納していた本類が乗ります。本棚の下方をぶち抜いて線路を敷設した一角、メンテにも色々苦労します😁。
最後までご覧いただきありがとうございました。