線路が、ホームの途中からかなりきついカーブを描く、東武線の浅草駅。
そんなカーブしたホームの先から、特急スペーシアが顔を出しました。
浅草発 特急スペーシアけごん 東武日光行き
特急スペーシアは、様々なカラーリングを施した編成がありますが、この日この時間の東武日光行きは、紫色の帯を纏った、雅(みやび)編成でした。
特急スペーシアけごんは、浅草駅を出発すると、東京スカイツリー 春日部 栃木 新鹿沼 下今市の順に止まります。
東武動物公園で伊勢崎線と別れ、東武日光線をひた走る特急スペーシア。
車窓には、遠くに浅間山や赤城山など、群馬県の山々が遥か彼方に見えていました。
赤城山から北に目を向けると、男体山や日光連山など、栃木県の山々も見えています。
この特急列車が向かうのは、男体山の麓です。
終点 東武日光駅に着いた、特急スペーシア。
隣には、元日比谷線乗り入れ用として走っていた20050系が改造を施し、東武日光線の電車として、走り始めています。
5ドアあった先頭車は、2つの扉を塞いで、3ドア車になっていました。
リバティと並ぶスペーシア
東武日光駅の駅前には、昔、日光軌道として走っていた路面電車が保存されていました。
日光軌道が廃止になったあと、岡山の路面電車として移り、その電車が岡山から再び、日光の地に戻ってきました。