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今日はNゲージ鉄道模型、今年の初増備車両は交流電気機関車、KATO ED78 1次形になりました。奥羽本線板谷峠や仙山線などで活躍した機関車です。あれこれ整備、改造した話、最後に重連運転Short動画も出て来ます。
早速各種自己流の整備、改造を終えて運用に就いています。
再生産されたKATO 3080-1が1両増備となりました。予約は前々からしていた訳ではなく、ポチっとやったのは今年に入ってから だったかな?(笑)。
パワーパック電源で作動チェックを済ませたら早速DCC化です。ライト基板を下に写るDCCデコーダ DN163K4aに交換します。"9401 OK”と書いたセロテープを貼っていますが、過去別の車両に使っていた中古品の再利用です。別途書きたいと思いますが、年末年始に使えるDCCデコーダ数を把握しておこうと”棚卸”をした際に付番していました。
DCCデコーダ基板へ交換しただけでは素子類が屋根裏に当たってボディーがハマりきりません。干渉しないように切込みを入れています。縁が白っぽくなっている部分が切り込んだところです。右側のライト導光板もちょっと短くしています。ED78はボディーが大きいので”楽”な方でした😁。
左が増備車、DCC走行が可能になって停車時のライトも常点灯出来ます。ED78は3両目ですが、既存の7号機、3号機に比べ、最近のロットは塗装の赤色が若干明るめになっています。ED75 1000前期形も同様です。ここからDetail Upをしていきます。
先ずパンタグラフの塗装、ペイントマーカーの銀色塗料に”どぶ漬け”し、ぼってり乗った塗料を拭き取る形で塗装しています。御召機並みの仕様ですが(笑)、ED78は郡山工場全検出場後、綺麗な”銀パン”の姿を多く見れたのでこうしました。この手が最も輝く銀色を表現できる気がしています。左下に伸びる空気碍管に白色、集電舟先に黄色を入れて取り付ければ終了です。
カプラーは私の機関車標準、MicroTrainsのNo.2004を装着します。カプラーパーツセンターに2か所穴が空いていますが、左がKATOアーノルド、ナックル固定ピンが入る穴、No.2004には車端側過ぎるので、白いプラ板を挟み込んで右側にもう1か所1mmφの穴を空け、カプラーをネジ止めします。プラ板は1mmだとちょっと緩め、1.2mmだとキツめ と微妙です。スノープロウにも連結器が干渉しないよう切込みを入れています。
連結器周りのエアホース、ジャンパ栓ケーブルを入れると俄然ED78”らしく”なって来ます。ED78はED75にある連結器右脇のブレーキホースコックの表現が何故か無いので、銀河モデルのN-105を挿し込み表現、ボディー下部から伸びるKE77開放栓ケーブル2本は製品付属品、電暖ケーブルとエアホースはは0.4mmの穴を空け、ケンタカラーワイヤー#28黒を挿込んで表現しています。連結器周りにゴテゴテ付いてこそ板谷峠で活躍した山男、ED78の姿かな。製品にKE77開放栓ケーブル表現が付いているのはポイント高い、また窓周りのツララ保護枠突起までしっかり表現されているのがKATO qualityと思います。
更に改造が続きます。ED78 6を選択し、デフロスタの撤去、側面窓ユニットサッシ化をやっています。去年書いた1991年頃、板谷峠”晩年”の姿にしています。
車両デビュー当初から”窓磨き”をやってデフロスタを撤去したのは初めてです😁。
3号機はデフロスタ無しの原型側窓、7号機はデフロスタ付きユニットサッシ、6号機はデフロスタ無しのユニットサッシ、3機3様になりました。1991年時点で最もポピュラーだったのは6号機の姿、このスタイルは1機欲しいなー でした。
6号機って上記リンク記事でデフロスタ付き7号機に改番する前の機番、元に戻った形になります(笑)。左の7号機同様レボリューションファクトリーのナンバープレートを使って別機番にしようと思っていたのですが、何か12,13号機のようなエッチングプレートみたいに見えちゃうのがイマイチだなーと思い、KATO製品収載の機番にしました。この先もう少し考えるかもです。
さて、上のリンク記事に”ユニットサッシパーツが足りないのでサッシ化改造車数を抑えた”旨も書いていました。今回の6号機ユニットサッシパーツはどこから持ってきたか?
答えはこれです。以下リンク記事で前面窓をナナゴーへ移植しようとして失敗したEF64-1000(KATO 3023)ボディー、左のヒサシが欠けてしまい😅、交換して余っていたものです。このガラスパーツ側面窓がユニットサッシ、使えるじゃん..これに気付いたからED78増備しようと”ポチッ”とやれたんですね😁。上記窓磨きの件も以下リンク記事に書いています。
ユニットサッシ窓への改造方法は上方”晩年の姿に..”リンク記事の時と同じです。
のめり込んで短期間で改造を終了し、3両体制になったED78、早速運転です。やりたかったのは板谷峠運用終了後も仙山線に残ったED78重連の貨物列車です。
写真はED78 6+ED78 7牽引でタキ9900、35000の黒タンク編成を牽引しています。
今までの2両でも運転出来ましたが、奥に写る板谷峠運用、EF71 5+ED78 3+12系 臨時急行”ざおう”などにED78を使ってしまうと仙山線重連は出来ませんでした。3両体制になってやりやすくなります😁。
上記2本列車のすれ違い走行動画です。ED78は3両フル出演です😁。実際すれ違うことは無かったかもですが、これをやりたかったんですね~。中古DCCデコーダ使用ですが、各種パラメータを合わせて設定することで円滑に重連運転が出来ています。
楽しみの幅が拡がったかな。
最後までご覧いただきありがとうございました。