常磐線を走ったE231系のスカ色が入線!

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TOMIX 97948 JR E231-0系通勤電車(成田線開業120周年ラッピング)

E231系スカ色。初登場のこの組み合わせは、成田線開業120周年を記念した特別ラッピング。松戸車両センター所属のマト139編成5両のラインカラーがスカ色(現在のもの)になり、2021年4月~10月にかけて常磐線、上野東京ライン、成田線我孫子支線を走行した。
最初の発表では、成田線内限定運用かつ5月末に運転終了の予定であったが、後に常磐線運用解禁と夏頃までの延長が発表、実際は期間がさらに伸び10月にラッピングを解除、スカ色E231系は終了した。

人気が理由で延長したのかは不明だが、これを記念した横須賀線のE217系・E235系との撮影会が開かれてたりと、イベント車両としては人気・注目度が高かったように思う。

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実車。乗務員扉に帯色が入るのはE231系の特徴。そういった塗装パターンもE231系用のものになっていた。


さて模型を見ていく。
E231系はTOMIX・KATO・マイクロエースから製品化済み。企画ものに強いマイクロより、中央線や山手線のラッピング車両の製品化例があるKATO、TOMIXのどちらかまたは両社がモデル化すると予想。結果はTOMIXが製品化、KATOは今回は見送ったんだと想像してます。

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製品は「特別企画品」枠で発売。この区分は比較的最近新たに設定されたものだと思う。1度限りの限定品なのかそうでないのかは不明。再販するほどの車両ではないので限定品と考えて良さそうではある。

限定品ではないためか、ケースのデザインはレギュラータイプ。5両1ケースのパッケージで、ウレタンは10両用のものが使われていた。
そういえばTOMIXって、KATOのような4・5両向けミニケースがないですね...考えたことなかった。

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1番重要なフェイスとライトから。手堅く良くできた造形、ライトはLEDで明るくリアルに点灯。連結器は実車同様、両先頭車とも1段電連を装備済み。安心と信頼のTNカプラー。

当区初めてのTOMIX製E231系になるのだけど、第一印象は思ったより前面FRPが白いなぁという(笑)。写真じゃ極端に白く見えるが、実際生で見ると良い色味をしていて実車らしさを感じられる。


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帯の色味は、若干旧スカ色寄りの新スカ色のイメージ。青もクリームも実車より少しダークに見える。TOMIXの横須賀線車両に塗られるものと同じ。

うろ覚えな話だが、TOMIXは新車のカラーを、KATOは日常目にするカラーを目指した塗装をしている(逆かもしれない)とどこかで聞いたことがある。こればかりは正解はなく、好みの問題だろう。個人的には◎。

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中間車なんてもう横須賀線E217そのまま笑。車番はすべて印刷済みだ。
何か違和感と思ったら、上から15号車~11号車の順にセットされていた。説明書を見る限りデフォルトでそうらしい。

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中間車の1両、M車を出してみる。M車はパンタグラフを持つ13号車にセットされている。
常磐線車両の特徴、車外スピーカーのふさぎ跡も再現。中間車カプラーはアーノルドとこの点もいつも通り。


あと、付属品。

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インレタ。なぜかマト117編成の車番までが用意。他に、信号炎管などのアンテナ類が付属する。

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行先はパーツはめ込み式。シールは小さいし曲がるしで個人的に苦手なので、この仕様はありがたいです。

「827M 成田」「840M 我孫子」「1787H 我孫子・成田」「875M 成田」「429M 常磐・成田線」「429H 成田」と、すでに取り付け済みの「843M 成田線」の計7種類の幕が用意されている。
実車で実際に入った運用ばかりなのが忠実で嬉しい笑。


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今製品にはヘッドマーク(HM)が付属。
実車ではデビューから当初予定の5月末まで、前後で異なるHMを取り付けて運転していた。細かすぎるため印刷はさすがにボヤっとしたものだが、印象把握はバッチリ。残り2つは裏は真っ平なので両面テープなどで取り付けて遊びましょう。


5両でかわいい、取り回しも良い(笑)。
実車も良かった、模型もなかなか良いぞ...。




今回はこの辺で。


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