阪急電鉄のPR誌TOKKが、月組トップスター月城かなとさんのインタビュー記事を載せました。現在宝塚大劇場で公演中の、ミュージカル・キネマ『今夜、ロマンス劇場で』、ジャズ・オマージュ『FULL SWING!』への意気込みを、熱く優しく語ってられます。

宝塚歌劇団・月組トップスター月城かなとさんインタビュー 。2022年の幕開けは月組から。勢いのある一年になるよう願って舞台に立ちたい! | TOKK(トック)えき、まち、くらし。阪急沿線おでかけ情報 (tokk-hankyu.jp)

ロマンスとファンタジーにあふれ、宝塚歌劇の世界観にもぴったりの作品です。困難を乗り越え進もうとする主人公をはじめ、登場人物達も前向きで明るく楽しいストーリーですが、やはり現在の状況の中でこの作品に出演し、演じることの意味も考えました。原作の世界観を大切に、宝塚らしさと未来への希望をお届けできる作品にしていきたいと思います。

私の演じる健司は基本的に自信がないタイプなのですが、やると決めたらどんどん前へ進んでいく強いパワーを持っています。覚悟を決めた後の瞬発力に一番共感すると共に、自身の強みも同じ所だと、演じる中で気づかされました。宝塚大劇場でのお披露目公演でこのような素敵な役をいただき、うれしい気持ちでいっぱいです。

『ビギン・ザ・ビギン』や『フレネシー』ほかスウィングジャズの名曲とともに、ストーリー仕立てでお送りするショーです。大人っぽく、ザ・宝塚といった雰囲気のショーはファンの頃から大好きですし、出演できることをとても嬉しく思います。お芝居と雰囲気もガラッと変わりますので、全く違った世界観をお客さまにも楽しんでいただければと思います。

作品やその時々に変化するものではないかと考えています。何よりも月組の皆に支えられて私があること、皆の力があるからこそトップとしての存在があるということを忘れずにいたいと思っています。

お互いに体当たりしながら、苦しみながら、もがきながら、お稽古に励む。この部分はこれまでと同じ、演じる限り続いていくことだと二人とも考えています。今は、宝塚大劇場でのお披露目公演ということで緊張の続く毎日ですが、舞台の上で心から楽しんでいる二人の姿をいつもお見せできるようになりたいと思っています。

自信がないタイプだが、やると決めたらどんどん前へ進んでいく強いパワーを持った健司を演じる事に、喜びを感じてられる月城かなとさん。私もどちらかというと自信のないタイプなので、健司を演じる喜びを感じてられる月城かなとさんに、優しさを感じます!月城かなとさんのお人柄も感じられる良いインタビューです。