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今日はNゲージ鉄道模型、2008年にDCC運転を開始してから取換えたことのないダブルクロスポイントレール、遂に1本交換することになりました。

 

交換したばかりのダブルクロスをEF71 5ED78 312系客車編成(全てKATO製)が通過します。ポイントの動きも通電も順調..新品ですからこうでなきゃ困りますが..😁。

 

このポイントは以下リンク記事で書いたように↓去年も切換不良があって調整していました。今度は通電不良、写真の位置、渡り線上で機関車がストップしてしまう様になりました。前照灯が消えてますから電源が来ていません。

 

 

現在12本使っているダブルクロス、どれをいつ買ったか記録していませんが、こう度々不具合が出るということは2008年から使っている生抜きじゃないかな~?。駅の出口に位置する使用頻度の高いポイントがこうヘロヘロ感では困るなー、と予備の新品(KATO 20-210)へ交換を決断しました

 

使用前ですが、新品の裏蓋を開けます。6番ポイントが4つ入ったような構造です。DCCで使うには準備が必要です。

 

基板にリード線をハンダ付けしまくりで”選択式”から”非選択式”にしています。フログレールを除きポイントの切換方向に関わらず通電させるための処置です。ダブルクロスにこの作業、は久々にやったな~😁。リード線はDCCデコーダDZ125などを車両に取り付ける際に切断した余りを使っているので黄色やら赤やら色はバラバラです。裏蓋には黄色い絶縁テープを貼ります。アルミ製なのでハンダ付け部が触れてショートするのを防ぐためです。

 

パワーパック運転では”選択式”、ポイントが開通している方にのみ通電して非開通側の車両が動かないように という配慮をされている場合が多いですが、同一電源区画に複数の車両が載っていても選んで走行可能なDCCは真逆、ポイントがどっちを向いていようが通電する”非選択式”で使います。選択式でも運転出来ない訳では無いですが、非選択式で全通電、停車中の機関車全てライト点灯(任意に消灯も可) の方が面白いですしDCCの特性を生かせると思います。写真のKATO4番ポイントは裏側のビスを付け換えることで非選択式に出来るのですが、6番とダブルクロスはリード線のハンダ付けが必要です。

 

ポイントは高架道床裏にリード線を埋め込んでいるので、道床ごと外して来てポイント付け替えと大掛かりなことになります。ダブルクロスだけは道床下にポイント切換のDCCデコーダを内蔵できず、外部から給電になるのでリード線が必要です。DS52というポイント切換デコーダに繋がります。

 

これで通電不良を起こすことなく通過するようになりました。ED75 1011(KATO 3075-1)牽引の荷物列車編成 冒頭で止まっちゃったのが無事に通過です。

 

バラシついでに奥に見えるコネクター、これが上記DS52ポイントデコーダーへの接続部ですが、丸見えだったので..

 

カバーを作りました。車体の切り貼りと台車交換で実車の姿に近づけたKATOワキ8000 8558が通過します。荷物列車車両もKATOから再販がありますね。

 

 

さて、通電不良を起こしたダブルクロスですが、反位設定時に黒いクリップを挟んだフログレールに電源が来ていないのが不具合の原因でした。赤いクリップとの間の抵抗をテスターで測定すると”O.L”表示、.全然導通していないことを示しています。非選択式でもフログレールのみはポイント切換方向に応じて極性が変わります(でないとショートしちゃいます😅)。

KATO4番ポイントではフログレールの通電Offでも通過できますが、長さのある6番ポイント相当ですから車体の短いED75では無電源状態停止 になっちゃったんでしょう。

 

冒頭のリンク記事、切換不良の時にネジを緩めた箇所なんですよねー。やっぱヘロヘロ感があります。フログレール(基板中央に見えるネジの裏)に繋がる可動接点の導通を良くするため、緑矢印部を接点復活剤で拭いてみました。写真の矢印だけでなく、4つの基板全てにやっています。

 

完全に抵抗がゼロにはならないのでちょっと怪しいですが、どうにか”復活”したみたい..何かあった時の予備に取っておきましょう(笑)。

 

逆方向の渡り線の通過も順調であることを確認して作業を終えました。

旧ダブルクロスはその時のレイアウトによって取付位置を変えつつ多分14年間、よく頑張ったなー と思います(笑)。

 

最後までご覧いただきありがとうございました。

 

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