今回は2回目です。2022年のダイヤ改正をまとめていきます。最初の3つが首都圏JR、後の2つを首都圏の私鉄とさせていただきます。投稿日は毎週水曜日の15:00です。では早速スタートします。

 

ダイヤ改正実施日:3月12日

 

首都圏JR①

 

今回は関東の在来線特急を中心に紹介します。紹介する路線はあいうえお順です。

特急列車編

空港特急 「成田エクスプレス」千葉駅停車拡大・「成田エクスプレス」運転区間縮小

都心と成田空港を結ぶ「成田エクスプレス」についてですが、千葉駅停車便が計7本から計29本に大幅増便されます。しかし、運転区間が縮小され、「成田エクスプレス 21号」「成田エクスプレス25号」「成田エクスプレス29号」「成田エクスプレス37号」「成田エクスプレス41号」「成田エクスプレス45号」「成田エクスプレス53号」「成田エクスプレス4号」「成田エクスプレス8号」「成田エクスプレス12号」「成田エクスプレス16号」「成田エクスプレス20号」「成田エクスプレス24号」「成田エクスプレス28号」「成田エクスプレス32号」「成田エクスプレス36号」「成田エクスプレス44号」「成田エクスプレス48号」「成田エクスプレス54号」が新宿〜池袋間を取りやめます。

また、「成田エクスプレス5号」「成田エクスプレス15号」「成田エクスプレス40号」

「成田エクスプレス46号」が新宿〜大宮間で、「成田エクスプレス17号」と「成田エクスプレス36号」は東京〜大船間で運転を取りやめとなります。わかりにくいので下にまとめてあります。

 

常磐線特急 「ひたち」「ときわ」品川駅乗り入れ拡大・「ひたち」「ときわ」減便

常磐線を走る特急「ひたち」と「ときわ」の上野駅止まりの列車が減便され、品川行き・品川始発の便が増便されます。これにより、上野発仙台行きの「ひたち3号」が品川発となります。その他「ときわ55号」「ときわ52号」も品川発・品川止まりになります。さらに、「ときわ73号」「ときわ77号」「ときわ81号」「ときわ56号」「ときわ60号」が運転取りやめとなり、「ときわ63号」「ときわ82号」の勝田〜高萩間、「ときわ89号」の土浦〜勝田間が運転取りやめとなります。

 

高崎線特急 「スワローあかぎ」増便

高崎線を走る「スワローあかぎ」が増便されます。「スワローあかぎ4号」が運転されます。区間は高崎〜上野で、停車駅は高崎、新町、本庄、深谷、熊谷、鴻巣、北本、桶川、上尾、大宮、浦和、赤羽、上野です。

 

中央線特急 「あずさ」「かいじ」 東京駅乗り入れ拡大・一部運転取りやめと臨時列車化や「あずさ」の「かいじ」化

中央本線の特急で、都心と山梨・長野を結ぶ「あずさ」「かいじ」にも動きがあります。まず、両特急の東京駅乗り入れの拡大です。これまでは、新宿止まり・新宿市発の便がほとんどですが、今回のダイヤ改正で、東京駅に乗り入れする便が3本増えます。「かいじ43号」「あずさ8号」「あずさ12号」の3便です。また、「あずさ19号・43号・14号・58

号」は甲府〜松本駅間で運転を取りやめ、「かいじ」になります。また、「はちおうじ7号」が臨時列車化され、「はちおうじ9号」は運転取りやめとなります。まとめると以下のとおりです。

 

 

東海道線特急 「湘南」の東京駅乗り入れ拡大・「湘南」「踊り子」の一部臨時列車化・「サフィール踊り子」の一部値上げ

東海道線を通勤・帰宅時間帯に走る「湘南」の東京駅への乗り入れが拡大されます。対象列車は「湘南6号」のみです。

つぎは、「湘南」と観光特急「踊り子」の一部臨時列車化です。利用の少ない便が臨時列車化され、週末や繁忙期のみとなるなどされます。対象列車は、「踊り子5号」「踊り子18号」「湘南17号」です。そして、「踊り子」の分は平日の運行の際には東京〜伊豆急下田間の運転となります。さらに、サフィール踊り子のグリーン個室料金は4人用が8400から11200円になり、6人用が12600円から16800円となる他、プレミアムグリーン料金が

100kmまで2800円、200kmまで4300円となり、両方とも値上げとなります。まとめると、以下のとおりです。

 

以上が、3月のダイヤ改正で特急に関して変更される部分です。今回で、首都圏JRの在来線は終わりです。お読みいただきありがとうございました。次回作もお楽しみに。フォロー等よろしくお願いいたします。