久々に、小さなレイアウトで、N2000系の『うずしお』4号を走らせてみました。
2019年10月頃まで見られた、N2000系だけの美しい5両編成。高徳線の特急は、阿波踊り期間などで利用者の増加が見込める時期ではない限り、2両編成か3両編成での運転が基本であるだけに、5両という長さにはかなりの迫力を感じます。ちょうど、通勤の時間帯と重なる運行になるため、4号だけは毎日5両編成で走っています。
N2000系の先頭車同士の連結。通常の2000系とは異なり、運転台の位置が高いことが最大の特徴です。
通常の2000系の貫通先頭車。
ですが、そんなN2000系にも例外が・・・。量産先行車のみ、2000系と同じ顔を持っているのです。2020年に発売されたKATOの特別企画品『うずしお』4号セットには、徳島寄りの1両としてこの量産先行車を含んでいるのです。
現在、N2000系は特急『うずしお』から撤退し、量産先行車を含む全ての車両が松山に転属し、特急『宇和海』で活躍しています。『うずしお』4号は2700系になってからも、引き続き5両編成で走り続けています。『宇和海』に関しても、通勤時間帯と重なる4号(だったかな・・・?)は5両編成での運行ですが、このうち2両にノーマル2000系のアンパンマン列車が組み込まれているため、N2000系だけの編成美とはなっていません。もうすぐ、2000系が『南風』や『しまんと』から完全に引退して1年となります。グリーン車付きの流線型先頭車やノーマル2000系の中間車も今や、過去のものの1つになってしまいました。
最後のオマケです。
『うずしお』4号セットの3両に、『うずしお』幕に交換したノーマル2000系を連結。たまに、ノーマル2000系も何らかの形で使われることがあったため、ちょっとしたお遊びがてら再現してみました。