乗り降り記録ブログ[駅ログ]

全国の鉄道駅の乗り降り記録を綴ります

#3652 県立美術館前(2021.12.19)

新清水を17:20に発ち、当初目的の草薙には17:28着。すっかり暗くなった中でしたが、静岡鉄道の未乗区間はこれでクリアとなり、せっかくなのでもう一つ先の駅で下車することにしました。

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「まもなく県立美術館前」・・・車内ディスプレイもクリスマス仕様

草薙の隣は県立美術館前。営業キロは0.7kmなので、JRの草薙に行くにしても徒歩で10分ちょっと・・・楽なものです。その草薙から再び18きっぷを使い、帰途につくことにしていた訳ですが、乗り継ぎ良好なパターンだと、18:03発の熱海行きに乗ればOK。県立美術館前には17:29着だったため、歩くにしてもかなり余裕がありました。

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新静岡行き普通列車(県立美術館前17:29発)
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駅名標・時刻表の隣に「考える人」。県立美術館には「ロダン館」もあるので、そのPRを兼ねたものと思われます。
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駅にはもちろん静岡県立美術館の利用案内などが掲示。駅名は美術館前とは言え、その距離は900mほど。
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県立美術館前駅出入口付近。方面別にホームがあり、改札、出入口は各ホーム西端にあります。ホーム間の移動用に構内踏切もあります。
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県立美術館前駅外観。デザイン性が感じられる駅ビルが目印。

そんな余裕に乗じて駅でゆっくり過ごし、草薙に向かうまでの道中も至ってスロー。沿線の草薙教会では全体的にイルミネーションが施され、それを見物する時間も十分ありました。程なく新清水行きの列車が近づいてきたので、イルミネーションとあわせて動画での撮影を開始。するとこの列車、車内を消灯する代わりに色とりどりの電飾が明滅する仕掛けになっていて大いに驚かされたのでした。

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「イルミネーション電車」(動画から編集)。LEDが流れていく様は幻想的でした。使用車両はA3002編成(パッションレッド)。

12/18、19の2日間、夕方に2往復限定で走った「イルミネーション電車」がその正体。遭遇したのは新静岡17:28発の一本で、草薙には17:43頃の着でした。きちんと下調べしておけば、県立美術館前から草薙まで乗るというのも可能だったことでしょう。ただ、通り過ぎる列車を見送ることができたという点では上出来。サプライズだったからまたよかったとも思うのでした。

そんな余韻に浸りつつ、のんびり歩いていたら程よい時間に。もともと予定していた草薙→沼津(始発)→の乗り換えで一気に東京方面に向かい、18きっぷの旅も終了となりました。

スタート駅から中央本線身延線経由の清水までの往路、草薙からゴール駅までの復路、それぞれ途中下車しなかった場合で運賃を合計したら8,000円近くに(実際は行きつ戻りつの降り乗りをしているため、それ以上)。18きっぷのありがたみを改めて実感した旅でもありました。

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