前回準備したダイソーの人工芝は、大面積を芝生状に見せるには有効かもしれないが、線路脇やその他細かな情景を再現するには適切とは言い難いものだった。



諸先輩方の各種記事を拝見すると、Nゲージの情景に人工芝を使う場合、芝の高さは6mm程度でも良いらしい。今回は最寄りのホームセンターを探して見ると、おそらく6mm前後と思われる毛丈の人工芝を発見。10cm単位の切り売りで、20cmほど購入して約¥300。芝の色も緑一色ではなく、ところどころに茶色も配置されている自称リアル人工芝。前回の人工芝よりも、ファイントラックと相性が良いことを願うばかりだ。


トンネルを再現するにあたり、粘土などでゼロから山とトンネルを作り上げるのは手間がかかりすぎるようにみえた。しかし既製品で都合の良いトンネルもなさそう。様々な資材でトンネルを作っている記事を拝見したが、今回はダイソーで発泡スチロールのブロックで代用することにした。写真手前にわずかに見えるブロックの穴が、レール+車輌の高さにちょうど良さそうにみえる。

また発泡スチロールの加工のしやすさも、今回の選択の理由でもある。加工の際に発泡スチロールが細かく散らかる事が予想されるが、別宅は私しかいないため、大した問題ではあるまい。


トンネルを制作するための台座として、こちらの板を購入。現段階でレールのレイアウトが決まっていない、または完成していないため、今後のレイアウト案と設置で多少迷走しても、トンネルをモジュール化しておけば色々対応できそう。

ちなみに今回のトンネルは直線部分に設置予定。様々な記事ではカーブ部分に設置されているものを見かけたが、ジオラマ初心者の私には難易度が高そうに見えた。まずは成功体験を得る意味でも、制作が簡単そうな直線で制作することになった。また可能ならばトンネルの上にもレールを配置し、いずれ立体交差レイアウトを実現したときのレールを置く場所にもできるかも。


発泡スチロールブロックの加工と各部のサイズ確認のたにめに、前者用にノコギリ刃のカッター、後者のために簡易ノギスを準備。

今回トンネルのモジュール化をすると、トンネル台座の板、トンネル用発泡スチロールブロック双方の厚さを考慮する必要がある。車輌を数cmの勾配をなめらかに走行させるため、レールの下に挟み込ませる何らかのアイテムを用意する必要がありそうだ。あまりコストをかけたくないので、取り急ぎダンボールなどで代用する予定。