どうも、Aka-Hamaです。
お待たせいたしました!!
今回は延期に延期を重ねた「カメラのはなし(パート4)」をやって行きたいと思います。
それでは早速ほんへ…
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始まる前の前置き(茶番)
(基本茶番は常体、それ以外は敬体で書くブロガーの屑)
そもそも…なんでまた中古一眼レフを買い漁ることになったのか…
それは年始の頃にまで遡る…
……これは、年明け早々Twitterを見ていた時に発見した一文…
「--なんかいろんな方から持ち腐れと言われているので、今日からEOS kiss Digitalで撮り鉄します。--」
画像:Canon
そう、なんとそれは今から18年半程前に発売された、「EOS kiss Digital」で撮り鉄をすると言う物であった…
EOS kiss Digitalは2003年9月発売のCanonで(恐らく)最初のデジタル一眼レフの廉価モデルで、有効630万画素のCCDセンサ、そして画像エンジンには今なお進化を続けているCanon独自開発のプロセッサ、「DIGIC(ディジック)」が搭載されたデジタル一眼レフである。
革新的な機能を誰でも使いやすく盛り込んだEOS kiss Digitalは売れないはずもなく、2台目kiss Digital Nが出る2005年3月までの1年半の間に120万台も販売するヒットとなった。
これを見た自分は…
「明らかに”ボロい”と言われるような機材を使ってみたい!!!!!」
……この男は頭のネジが2~3本抜けてるのだろうか…?
そして、いろんなネットショップ等で比較、検討を重ねた結果、ある一つのデジイチに出会う…
Nikon D80!!!
ーー語れる高性能。ーー
~表現する喜びを知る。表現の深さを知る。高画質・多機能デジタル一眼レフカメラ、D80。~
--被写体をファインダーに捉え、シャッターを押す。予期した以上の、美しい映像世界が広がる。ディテールまで見逃さない、10.2メガピクセルの精緻な描写力。自然な美しさを再現する、新開発の画像処理エンジンの卓越した性能。カメラ内で行える画像編集機能が実現する多彩な表現。そして、手にする喜びを感じさせる上質感と優れた操作感。映像表現を楽しむための高性能が結晶した、デジタル一眼レフカメラD80、誕生。--
(※画像・文章共にニコンイメージング公式より抜粋)
そこで管理人が目を付けたのは、Nikonのミドル機であるD80だった…
2008年1月25販売開始、2005年12月発売のD200とほぼ同性能とされながら、シャッタスピードやシャッター耐久、ボタンの有無や部品の素材など、いたるところでグレードが落とされ、しっかりD200との住み分けがなされている一眼レフである。
プロのサブ機…にはなりえなかったものの、ミドル機にしてはプロ機と同等の所も多く、アマチュアやちょっといいものを求める人々には結構ウケたと言われている。
さて…決めたらすぐ行動!
早速ネットショップで安くで程度のいい動作品を購入しました。
到着し、早速ファーストインプレッションで撮影を行った時…
事件は起きた……!
ファ?!?!
シャッターが…開かない…
だ…と…?!?!?!
ねぇ…センサー…こっち向いて?…恥ずかしがらないで…((某ムーミン
なんと…3枚切ったところでシャッターが上がりっぱなしになってErrの表示が出てしまった。
元々この症状は経年の経ったD80によく起こる現象で、原因はさまざまあるが、今回はシャッター開閉用のプーリーが固着して巻き上げたまま停止し、そのまま不動となったパターンだった。
この現象、他の事例を見るに「使用中突然Errとなりそれ以降全く使えなくなる」と言うパターンが殆どで、Nikonに問い合わせようにももう修理するには結構痛い出費を伴うしそもそも修理自体を受け付けていないと言う事…
本体台7000円に対し撮影枚数3枚、一枚当たり約2333円…
何とも高い写ルンですが出来てしまった。
諦めようか…
しかし、Nikon野郎として然うは問屋が卸さない!!
ーー新次元の描画力、表現力、高性能、機動力を手に入れた、ニコンDXフォーマットデジタル一眼レフカメラ、D300誕生。ーー
2007年11月27日発売のNikonDXフォーマットの旗艦機。
有効1230万画素のAPS-CサイズのCMOSセンサ「NikonDXフォーマット」を搭載し、豊かな描画力を実現した。
”スペック”
タ イ プ:レンズ交換式一眼レフレックスカメラ
有効画素数:有効1230万画素
セ ン サ:23.6×15.8mmCMOSセンサー(NikonDXフォーマット)
マ ウ ン ト :Nikon Fマウント
画像:ニコンイメージング
前機種のD200からさらに進化を遂げ、シャッタースピードはCHモードで6コマ/秒バッテリーグリップ又はACアダプタ接続時は最大8コマ/秒の高速連写を実現。
ISOはD200での常用最大1600までだったのが、D300では3200に3段階分増加。
フォーカス点もD200の11点から51点に大幅パワーアップ。
次世代のDXフォーマットの旗艦機としてふさわしい機種となった。
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…はい、ここからはいつも通り敬体で話していきます。先ずは今回買った個体について話して行きます。
まず最初に…何故今更D300を買ったのか…その理由については前回の告知回を見ていただきたいです。態々2回も購入の動機を書きたいとは思わないですからね…((そういう所がダメな所…
【告知】やっと…やっとD300を買えました!!!! | Aka-Hama(赤浜) (ameblo.jp)
このD300は、メルカリで超良個体が破格で売られてたのを、他者に奪われる前に奪取しました(笑)
内容物は以下の通り…↓
<内容物>
・NikonD300 ボディー (美品)
・ストラップ (D300オリジナル)
・Li-ionリチャージブルバッテリー「EN-EL 3e」 ×2
・クイックチャージャー「MH-18a」
・コンパクトフラッシュ「Silicon Power CF 300 4GB」 ×2
・アルミのCFケース
まずこの値段…D300の相場ですが、ボディーのみでも通常個体で約2~3万、良個体ともなると3万~4万越えも余裕の未だに需要がある機種です。しかし、今回はメルカリで付属品等殆どそろった個体が¥16,800と超破格で売られていたので、即購入…
ボディーの状態ですが、ほんのちょっと使用感があるだけで、他は非常にキレイ。
しかも総レリーズ回数が購入時点で”12010回”!!
D300のレリーズ耐久は約15万回、30万回くらい使っても壊れない個体もいると考えると12010回はもう十二分の少なさです。
ストラップもちゃんと付属しており「D300」のロゴが入っているオリジナルの物です。
リチャージブルバッテリーは、汎用性の高い「EN-EL3e」が2個付いてきました。
不動になったD80もEN-EL3eなので、これと合わせて3つになります、もうしばらくはバッテリーには困らなそうです。
チャージャーもちゃんと純正で非常に良き。
そして個人的に一番嬉しい、4GBのCFが2枚も付いてきました。
上位機種であるD300は、今でもプロの現場ではおなじみのCFメモリを使用する機種なので、D300を使うに先立って付いてくるのは非常にありがたかったです。
CFを使う機材は今まで触ったことなかったので、当然家にも1枚もありません。最初から8GB付いてくるのは非常に運がいいです…これを買う決定打になった付属品ですね(笑)
因みに4GBだと12bitRAWで約197枚撮影できます。
2枚で約394枚…ちょっと心もとない気もしますが、家に帰ってパソコンに取り込んだ後にフォーマットすればいい話ですので、そこまで気にしていません。
(多分気が向いたら64GBのCF買う予定…)
余談ですが、仲良い友人(カメラやデジタル系素人)に「コンパクトフラッシュって知ってる?」と聞いたら、「なにそれ、エイシンフラッシュなら知ってるけど…」と返されました。
違う!!エイシンフラッシュは競走馬!!
「親父さんとか競馬でもやってるん?」って聞いたら、「ウマ娘で知った…」だと…
まぁそうか…そんなモンだろ。
画像:ウマ娘公式
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使用感・作例
さて、話がそれましたが、次はいよいよ実際に届いた当日の午後と翌日にファーストインプレッションを行ってきたので、使用感を語りがてら作例を見て行きたいと思います。
今回は、鉄道写真…ではなく単焦点を使ったスナップを撮って来たので、その作例を紹介します。
なぜ単焦点なのか…
実は恥ずかしいことに、自分はSタイプの望遠レンズを一本も所持しておらず、PタイプのレンズはD300との互換性が無い為使用できません。
一応SIGMAの50-500㎜ HSM も持ってはいるんですが、D300と合わせると約3kgと短時間使用はまだしも長時間となると流石にキツいので、今回は唯一Sタイプのレンズである「AF-S NIKKOR 50㎜ 1.8 G」を使用して行きたいと思います。
この「AF-S NIKKOR 50㎜ 1.8 G」は、手軽に買えるGタイプの単焦点レンズとして有名です。(所謂餌撒きレンズ)…
2011年発売の実はちょっとロングセラー商品です。(抑々レンズ自体の息が長いから実際は割と普通かも知れない…)
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作例①
NikonD300+AFーS NIKKOR 50㎜ 1:1.8 G
f/1.8 1/125 ISO500 WB AUTO 撮影地:上大岡駅1番線
鉄道スナップの定番ともいえる「駅名標」。
学校帰りに上大岡で乗車電を待つ間に撮影しました。
まず第一感として、”1230万画素って割とシャープネスで予想以上に解像感がある”と言う所でしょうか…
勿論、2400万画素になれてしまった目ですので、それに比べれば柔らかく丸いディティールだとは感じますが、自分が想定したよりも画像がキリっとしててシャープネスな印象を受けました。
ただ、ここまで柔らかい絵になるのであれば、編成写真にはあまり向かないと言えるでしょう。
風景写真や人物写真等ではいい感じに働いてくれると思います。
まぁ適材適所的考え方ですがね(笑)
作例②
NikonD300+AFーS NIKKOR 50㎜ 1:1.8 G
f/1.8 1/60 ISO250 WB AUTO 撮影地:600形車内
個人的に好きな撮影方法である後方運転台のスナップ。
野毛山トンネル走行中に撮影、ちょうどいいタイミングで反対側の快特と離合。
尾灯と表示類の光が、ポートレートによって柔らかく描かれている写真になりました。
また、運転台部分にしか当たっていない光、まさに”プロフェッショナルだけが座る事を許される席”みたいな感じで非常に好きです。
やはり光の柔らかい表現は、群を抜いて描画できていると感じます。D300は本当にこういう用途で使うのに向いているかもしれません。
新たな可能性を感じた一枚です。
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まとめ
さて、ここまでD300+単焦点で撮ったポートレート写真作例を2枚上げましたが、いかがでしたでしょうか。
2日間使ってみた感想ですが、意外ときれいに撮れて非常に驚きました。
最初は”1230万画素は低解像過ぎて汚く見える”と、心の中に固定概念があったのですが、使ってみると驚き、案外シャープに映ってくれた…と言うのが第一感でした。
また、画素の影響もあるとは思いますが、現行機種と比べると柔らかい画が出てくれるので、ポートレートでいい感じに使ってあげられそうだなと感じました。
今回はレンズの理由で単焦点の作例のみとなってしまいましたが、レンズ事情が解消出来次第、編成写真等の作例でも検証したいと思いますので、お楽しみに…
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あとがき
さて、今回はカメラのはなし(パート4)として、新たな仲間D300の紹介と、単焦点レンズを使用したポートレート作例を紹介してきましたが、いかがでいたでしょうか?
予想以上の描画力の高さと、迫力のあるボディー…非常に使い勝手が良く且つ所有感を満たしてくれる最高なカメラでした。
今後、レンズ環境が整い次第、バンバン使い倒していきたいと思っています。
次回ですが…未定です…ハイ。
まぁ何かしら更新する予定ですので、お楽しみ…
ここまでの閲覧、ありがとうございました!
また次回の更新をお楽しみに…
さらば…!!
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管理人おすすめ商品!!
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追記
・2022.1.23.9:10
誤字脱字等を修正しました。
・2022.2.27.14:35
再度誤字を修正しました。