出かけるのをやめたので、明日は寝て過ごします。
エンドウ製品のモハ80800番台完成品のパンタグラフ側。
なぜこのような改造がされたのか知らない方のために簡単に説明します。
身延線に準急列車を走らせるために用意されたのがこの番台です。
身延線のトンネル断面は他の路線よりも小さいもので、桜木町事故で電車焼失という大事故の後にパンタグラフ折り畳み高さに制限がかけられ、未改造の電車は運転を禁じられました。
中部山岳地帯には中央本線や篠ノ井線も同様に、SL時代からの小断面トンネルのまま電化したのでやはり低屋根車は必要でした。
1964年から1972年まで準急➡急行列車に使われて、増発や増結の過程で追加改造もされました。
最終的にはモハ80で800~813までの、サハ87形を改造した851、852が登場しています。
中央本線、篠ノ井線で最後の活躍をしています。