国産鉄道コレクション トロQ | 田舎急行

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電車の撮影記がメイン。プラレールなどの鉄道グッズや日々の日常のことも書いています。

アシェットから2014年より発売されている雑誌「国産鉄道コレクション」。最近ふと存在を思い出してラインナップを見てみると、キハ58のトロQ塗装が模型化されているのを発見。トロQの模型は今まで一度も製品化されたことが無く、これは是非とも手に入れたいと思いつつも、発売されたのは2021年4月。さすがにもう手に入らないかな~なんて思いながら調べてみると、何とアマゾンに在庫があるのを発見…!これは買うしかないと思い注文してみました。

 

トロQとはかつて大分の久大本線で走行していたトロッコ列車のことです。自分が小5だった2009年頃まで走っていたのですが、確か2回ほど乗車した記憶があります。個人的には幼少期を思い出す非常に懐かしい車両ですね。

 

付録の模型をじっくり見てみましょう。賛否両論あるこのシリーズの模型の造形ですが、個人的には全然アリです。確かに本家のNゲージと比べれば見劣りするところはあるものの、飾って楽しむ分には十分なクオリティだと思います。

 

続いて側面の様子。

トロQ塗装の特徴といえばやはり水戸岡デザインのロゴマークの数々。思っていた以上にクッキリと綺麗に印刷されていました。「分オイ」だったり「KYUSHU RAILWAY COMPANY」だったりの小さ目な文字も良い感じです。

 

後方の様子も。

窓の銀色塗装に乱れが無いのはなかなかすごいなと思いました。鉄コレだと掠れていることが多々ありますからね~。塗装面だと案外鉄コレを上回ってたりするのかも…?

 

全体で見るとこんな感じ。

やっぱトロQかっこ良いよね。いつか復活して欲しい。

 

ちなみに購入するまで知らなかったのですが、こんな立派な感じのケースも付属していました。また車体はネジでしっかりと固定されており、飾って楽しむことを前提としているシリーズだということがよく分かります。(車体を固定してるプラスチックはもちろん取れるよ)

 

忘れちゃいけないのが冊子。一応こっちが本体なのよ。模型の方が国鉄型ばっかりな分、本の方はけっこう私鉄の内容多めなんですかね。

 

国産鉄道コレクションを買うのはこれが初めてだったのですが、思ってたより塗装もしっかりしているし、買って損は無いんじゃないかなと思いました。ラインナップも結構マニアックだったりするしね。模型は国鉄型しか出ていませんが、まあコスト的な問題で仕方が無いんですかね~。国鉄型なら一つの金型で何パターンも出せますからね。

 

それにしても、もうこのシリーズ創刊から8年近くも経つんですね…。一応完結は220号と発表されており、この前208号が出たばっかりなので、予定通りにいけば年内に最後の号が発売されることになるのでしょう。完結までにまた気になる車種が出たら買ってみようかなと思います。