この列車へご乗車いただき、ありがとうございます。
PCR検査を受けておりました。
結果は陰性、罹患していないという
事でございます。
別に錦の御旗と掲げるつもりは
ありませんが、外をうろつくお仕事で
ございますのでハッキリと安全だと
判るのは有り難いですね。
検査自体は大量の唾液を採取される
だけ、という簡単な内容なのは些か
拍子抜けでございましたが。
てっきり血液を採取したり鼻の奥に
棒を突っ込まれるのかと、慄いて
おりましたので…
そんな訳で今後とも安全を確保しつつ
鉄活を楽しんで参りたいと思います。
さて、今回の更新は20日に撮影を
致しましたDD200-18の甲種輸送に
ついてのご報告となります。
この日は大寒。
風が強く、小雪の舞う地域もあります
寒い一日となりました。
そんな日の午後、川車から出て来た
新たなザリガニを仕留めるべく
布陣したのは尼崎のストレート。
デイトが牽くザリガニ、という絵を
狙っての事でございました。
DE10 1743が牽引しますDD200-18の
甲種輸送でございます。
DD200のキャブには養生フィルムが
貼られ、如何にも新製出場という
風情を感じさせます。
ではここからは、現着時に巻き戻して
順に見て参りましょう。
寒い寒いと言いながらも陽が射すと
多少はマシになりますこの日。
日常の中を走る快速運用のJ編成を狙い
練習撮影を開始致しました。
日常だなぁ、という感じですね。
先ずは日常コマを撮影して露出の
確認を致します。
続いて貨物列車が来ますので、それを
撮影して影落ちの位置確認をし構図の
参考にしようと考えました。
押桃、EF210-317が牽く貨物列車は
対向のHOT7000が飛び入りした為に
編成を遮られてしまいました。
幸い影落ち確認は問題なく済みまして
後は本番を待つばかり。
待っている間には、風に流された雲が
陽を隠したりまた晴れたりと姦しい
光線具合になりました。
甲種輸送列車の通過時刻になり、
彼方からデイトのヘッドライトが
煌めきます。
この時点では、晴れ。
よし!勝ったなガハハ、と心中で
勝利を確信しました。
遠景でまず一枚、パチリ。
やはりフラグを立てたのが間違いだと
今から振り返ると切実に感じますが
列車到来に合わせ雲が光を奪います…
あ、アカン…
急激に下がる露出に対処すべく即座に
SSを下げ、試しも兼ねて遠景を撮影。
レンズを引いてピントを合わせ直し
本命を撮影致しました。
内燃動力車の新旧機関車共演となる
デイトとザリガニの2ショットを
フラットな光線の下で仕留める事に
なりました。
きっとデイトの神様が、晴れたら面が
黒潰れになるからね、と気を利かせて
下さったのでしょう。
そう自身に言い聞かせながらも何故か
涙が頬を伝います…
ついでにザリガニ18の車体をアップで
狙ってみました。
ご覧の通りデイトとザリガニでは
2エンドの向きが異なり、短鼻同士を
合わせた連結となりました。
遠目から真横で見ますと凸形となる
編成を構成しております。
DD200はDE10と異なり、車体側面に
柵が張り巡らされております。
あの柵、ボンネットの点検ハッチを
開閉する際に邪魔とはならないのか
気になってしまいます。
柵も都度、引っこ抜ける仕様だと
作業も楽かと思いますが、そこら辺
現業の方にインタビューしてみたく
なります。
今回の〆。
関西人御用達となる洋菓子の工場を
横目にして吹田を目指します後打ち。
煤けたデイトと真っ新なザリガニが
対照的な組み合わせでございました。
この撮影をもってワタクシのこの日の
撮影は終了となりました。
吹田からはEF210-333がバトンを
継いでいるそうですが、そちらは
撮影出来ません。
何故かと申しますとこの日は15時から
PCR検査の予定が入っておりまして
14時40分くらいには職場近くの病院へ
向かわねばなりませんでした。
甲種の吹田発時刻が14時半近くでして
いつもの場所で撮影となりますと
病院へは厳しい時間でしたので
ここで参戦となったのでございます。
まだ13時台ですから、ここからだと
15時前には何食わぬ顔で病院へ
顔を出せるのでございます。
小細工を弄してでも甲種を狙いたい、
その熱意のおかげで今回も良い撮影が
出来ました。
次のザリガニ甲種は、またいつもの
スタイルで撮影に取り組みたいもので
ございます。
それでは、
この列車へご乗車いただき、ありがとうございました!