はじめて近くで見た近鉄観光特急しまかぜ | まだだ、まだおわらんよ・・・

はじめて近くで見た近鉄観光特急しまかぜ

時系列的に前後してしまいますが、

前々回の信貴山口行き臨時準急

前回の高野線すみっコぐらしラッピング1000系

の間の内容です。

 

近鉄上本町駅の地下ホーム。

 

こちらが近鉄の車両で、

 

こちらが乗り入れている阪神電車の車両。

 

地上ホームでは上本町が終点ですが、

 

地下ホームでは次の駅は日本橋になっています。

 

難波まで移動して、下りホームにまず現れたのがアーバンライナーplus

ひのとり登場までnextとともに長らく名阪特急の主役として活躍してきた特急車両。

 

そこに来ました、

一瞬の横並び、回送なので停車せずそのまま待避線に退場していきました。

 

しまかぜは伊勢志摩観光に特化した豪華列車で大阪、京都、名古屋発着のそれぞれ1日1往復のみだからです。

 

次に現れたのが新しい名阪特急の顔、ひのとり。

乗車したのがまだ記憶に新しいのですが、もう一昨年のことになります、年をとると月日が経つのは早い。

 

そして戻ってきました、

近鉄50000系しまかぜ

正面の多面体ガラスの構成がSFチックで特徴的です。

 

実はこの車両の開発当初に阪神なんば線経由で神戸方面に乗り入れることも想定していたようで、

そのため地下鉄規格の路線での緊急避難用の非常扉を正面に設ける必要があったため、このデザインになったそうです。

 

小田急ロマンスカーで東京メトロ千代田線に乗り入れるMSEにだけ正面扉がついているのと同じ理由です。

 

ひのとりの場合は企画時点で既にこの構想は消えていたので完全に非常扉を想定しない形状になっています。

 

なお、鶴橋~難波間については地下を走っていますがトンネル側壁と車両間に避難できるだけの空間が確保されているため扉の設置義務はないのだそうです。

 

もうデビューして10年近くなるのですが、

 

通過していくところや電車同士のすれ違いなどで一瞬見かけたなどはあっても、

停まっているのを近くで見たのは実は今回が初めて。

 

快適そうな内装。

以前からずっと乗ってみたいと思っていましたが、こうやって真近で見るとますますそういう気分になります。

 

出発して行きました。

 

以上、豪華観光列車に乗らずに外からちょっと見るだけ記 第1弾でした。

 

 

その後に来た電車、

ビスタEX、今度は重連ではありませんでした。

 

大軌デボ1形外装復刻塗装ラッピング車、

大軌とは近鉄の前身、大阪電気軌道のことです。

 

近鉄さんは流行りのキャラクターものよりも旧特急色やラビットカーなど、自社系列の復刻カラーのラッピングを多く展開している気がします。

 

あとは海遊館トレインなど沿線観光や沿線事業者とのタイアップ系、

相互乗り入れしている阪神さんも灘五郷やタイガースなど同コンセプトなイメージです。

 

一方でキャラ推しの私鉄間でも傾向があって、

阪急さんは女性受けしそうなキャラやお洒落系、

京阪さんはガッツリアニオタ系、

南海さんは流行っているものならばとりあえずなんでもいっとけ(誉めてます)

という印象です。

 

(注)あくまで私個人の感覚でのイメージです。

 

帰りに大阪難波駅改札内の売店で

車内でも販売しているというしまかぜ弁当を買って乗った気分に、

お家で美味しくいただきました。

 

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