美濃太田発13時30分の普通列車に乗り、蘇原駅には13時49分の到着。実はこの間ずっと爆睡してしまっており、停車の衝撃でどうにか目を覚まし、即下車するほどでした。早朝からの活動で太田宿を歩き回ったこともあり、無意識のうちに疲労が溜まっていたようです。とにかく寝過ごさなくてよかった・・・。そう思い蘇原駅で下車します。

 

 

蘇原駅前では、『駐輪禁止』のすぐ近くに大量の自転車・・・ 

 

 

警告の意味を全くなさないかなりシュールな光景に、思わず笑みがこぼれてしまいました。

 

ここから名鉄各務原線三柿野駅まで歩いて向かいます。

 

その三柿野駅までは、直線距離はごく近いものの、間に川崎重工の大工場が立ち塞がりぐるっと迂回していく必要があります。

 

 

今は国道21号線となっている中山道を歩き、15分ほどで三柿野駅に到着しました。

 

 

 

三柿野駅は、運行上の拠点となっている駅で、これより先犬山方面は列車本数が半減します。また2021年5月のダイヤ改正までは、当駅始発のミュースカイも1本だけ設定されていたようです。ミュースカイといえば、中部国際空港へと乗り入れる名鉄のフラッグシップ列車。果たしてこの駅にそこまでの需要があったのでしょうか。今見る限りでは、とてもそうは思えないというのが正直なところです・

 

三柿野発14時20分の列車に乗り、手力駅へ向かいます。

 

 

この列車は当駅始発。4両編成でしたがガラガラで、私が乗った3両目は貸し切りでした。

 

およそ12分で手力駅に到着。

 

 

 

手力駅、英語にするとハンドパワー・ステーションw。なかなか珍しい駅名といえるのではないでしょうか。名鉄にはこの他にも上ゲ駅五ノ三駅前後駅など、珍駅名がいくつもあります。10年ほど前から少しずつ名鉄の駅巡りを進め、今となってはそのほとんどが訪問済となりました。長年やっていることと若干矛盾してしまいますが、目標がなくなりつつあるのは、少々寂しいものがあります。

 

そんな手力駅から歩いてJR長森駅へと向かいます。

 

距離はおよそ800mとそれほど離れてはおらず、10分ほど岐阜市の住宅地の中を歩いて、無事長森駅に到着しました。さすがに疲れてきましたが、まだまだ駅巡りは続けようと思います。

 

 

それにしても何とも簡素な駅舎。パッと見は、物置きかなんかと見間違えてしまいそうなほどです。

 

ちなみに駅前はこんな感じ。

 

 

ここも先ほどの蘇原駅同様、自転車の無法地帯のようになっていました。

 

 

やってきた14時58分発の列車に乗り、終点岐阜駅には15時02分の到着。これで高山本線の、岐阜美濃太田間は、全駅訪問達成となりました。何ともめでたく、嬉しい限りです。

 

続いては、東海道本線大垣米原間に残る、未訪問駅3駅(柏原駅近江長岡駅醒ヶ井駅)を制覇しようと思います。