(ローカル線を支える)
本日は1月20日ですので,キハ120を紹介します.今回は木次線のものです.
現在廃線の危機に瀕している木次線ではありますが,北側の宍道〜木次ではそれなりに通学・通勤需要があり3〜4両で松江駅までやってくることがあります.
TOMIXでは3色とも用意されています.
0番台です.薄黄色の前面に黄色と緑の帯を巻いています.最も多い車両ですが製品は少ないです.
登場時塗装の200番台です.0番台同様の黄色と緑のスリートン塗装で,沿線の田園風景にもよく馴染む塗装であったと思います.
しかし,JRの新形式でありながら,鋼製のこの車両は例外なく「首都圏色」に塗られてしまいました.写真を撮る分には田園とはっきりするのでこれはこれでありでした.
小さい車両ですがかつて木次線で活躍した「C56+客車1両」よりはるかに高性能な車両であり,現在でも事故で1両を失ったのみです.大企業ならではのきめ細やかなメンテナンスのおかげで,製造から30年程度となりますが,線区によっては最後まで使用される,ということになるかもしれません.
過去のキハ120の模型記事
筆者のキハ120はまだありますので順次紹介することになると思います.