思いつくままに書くブログ

基本、旅行記と日本ハムファイターズの事しか書きません。

JRの運賃を、方向変更をうまく活用して節約できるか!?

2022-01-20 06:21:06 | 2022年の旅行記(国内旅行)
改めて、今回買った切符です。



これで仙台へ向かいましょう!



11時19分発〈やまびこ・つばさ113号〉に乗ります。1駅だけ福島まで、というのも遅れ等が無い場合でバスに乗るかJRで行くかで悩んでいた時の案ですが、10時10分に郡山に着いて10時35分発の福島行きに乗車、11時22分に着いて40分の白石行きに乗り換えてさらに仙台行きに乗り換えると13時08分でまあ丁度いいかなと思える時間だったのです。それでこの新幹線に乗れば福島に11時32分着なので案の行程が遂行可能になります。880円余計にかかりましたがこの際は目をつぶりましょう…、いや瞑りたくない!折角なので16号車のE3系自由席へ、空席がぽつぽつあった。すぐに車内販売が回ってきたがつばさにはまだ乗り込んでいるんですね。



13分で福島に着きました。



E2系とE3系の泣き別れを眺めつつも時間が無いので。







11時40分発の白石行きに乗車、701系なのが残念というか、いつまでこの車両使うのかな?とくに秋田の車両は既に25年以上経過して30年近くなるからね。同時期の209系ならかなり引退しているのにって思う。

さて、もう一度繰り返します。私は磐梯熱海からかみのやま温泉への乗車券を買いました。しかし目的地は仙台です。全然方角違うじゃないかと思う人もいるでしょうが、私が数年前にも記事にして、Googleで「JR 方向変更」と検索するとヒットするのでアクセス数も多いのですが方向変更して安く済ませましょうという話です。ここからは難しい話になりますよ。

磐梯熱海から仙台までは140.5キロとわずかに500メートルオーバーしたために運賃ランクが1つ上がって2,640円。600メートルほど短かったら2,310円で済んで330円も安いです。これに気づいた時どうにかして安くできないかと考えたのですが福島で分岐した方向変更を活用しようと思いつきます。

福島~仙台は79.0キロとこちらは80キロ以内で1,340円。そういえば仙石線の榴ヶ岡ならそんなに離れていない、なんと79.8キロとギリ80キロ以下で同じ運賃。あおば通でも構いません。そして福島から80キロ程度の奥羽本線の駅は…、かみのやま温泉が75.0キロで1,340円区間。方向変更の場合は変更する区間の運賃を比較して不足なら支払いますが過剰なら返金ありません。よって同じ1,340円なので収受額なしで磐梯熱海から榴ヶ岡行きに変更できるはずです。そして磐梯熱海~かみのやま温泉は136.5キロと2,310円ですので、変更することで当たり前に買うより330円得をしています。マニア界では
「方向変更による運賃の一段落とし」
とも言われている裏技です。

なおこの場合の磐梯熱海~かみのやま温泉の乗車券ですが新幹線経由にしないといけません。在来線経由だと全区間が仙台近郊区間となり101キロ以上でも途中下車もできないし変更も近距離きっぷ同様発駅精算による差額になるので330円請求されてあたりまえに買うのと一緒です。必ず新幹線経由にしてください。新幹線経由でも並行の東北本線の普通列車には乗れますし、2日間有効で途中下車が可能になります。

お判りいただけたでしょうか?それを実践しますがワンマン列車なのでここでは変更できず乗り換えた電車で、さすがに白石から仙台がワンマンとは思えない。



貝田・越河と雪深い、晴れていたらいい景色なんだけどね。



白石で向かいに停車中に乗り換え、E721系6両編成なので最後部の車両に乗ります。そして車掌が来るのを待ちますが来ようとしない、なので槻木あたりで最後部運転台へ出向く。若い女の車掌で切符を見せて変更を頼むが「使用開始後の変更は一切できませんよ」

でた!悪いJR東日本クオリティー!!

JR東日本は規則に定められててもこういう変更をしたがらない、スキル不足なのか変更できないと平気で嘘をつきます。だって車掌の言うように使用開始後の変更できないなら乗り越し精算もできないことになるのに気づかないのかな?目的地を先の駅に延ばす行き先の変更ですから。もっともそれで大人しくなる私ではない「そんなことないでしょう、方向変更してくだい、福島から先の区間を」と言うと顔色が変わり「こいつマニアだったか、迂闊なこと言って言質取られたら大変だぞ」って感じで「方向変更…福島から先、そうですね、お待ちください」

車掌は切符を引き取り、発券機の電源を入れて変更を始めた。しかし時間かかるなあ、5分以上経って岩沼を過ぎ、自席にリュック置きっぱなしで乗ってきた人に不審がられても困るので戻る。結局名取の手前で車掌やってきて発券機の画面を見せて「この内容でよろしいでしょうか?」という間違ってないのでOKする。



というわけで差額なしで磐梯熱海から榴ヶ岡まで2,310円で行ける切符ができました。330円安く済んだので新幹線乗っても550円の追加で済みました。知恵のあるものの勝利ですが、車掌は最初門前払いしようとしたわけで、想像はしていましたがよくありません。



仙台では途中下車して切符は貰ってゆきます。車内補充券だと回収する駅もあるからで、先の駅までにして回収させないのもマニアなら当然です。なお、途中下車印は捺されません。しかしあとから不思議なことに気づきます。切符の有効期間です。原券は1月12日から13日まで有効で、補充券は12日のみ有効で下車前途無効…。

結果的にこちらは損していませんが発券ミスですねコレ。

原券の経路が磐越西線・東北本線・奥羽本線となっててこれでは在来線経由で仙台近郊区間で完結する乗車券、差額精算でといいました。車掌はきちんと経路を見ずに端末に入力し、それなら差額精算となってもよさそうなのに別途清算で。そして有効期間は原券を引き継ぐので2日間有効のところを失念。車掌用の端末で変更する場合、原券のデータを入れればきちんと反映されると思っていたのですがそうではないようですね。それで途中下車前途無効なのに仙台駅も仙台駅で途中下車させてくれた、指で「磐梯熱海から榴ヶ岡ですね、はい大丈夫です」と確認したのに。

やはりJR東日本はこのへんのスキルがダメですね、あらためて分かりました。だからSuicaエリア拡大に合わせて近郊区間を拡げては途中下車前途無効にするのか。