少し前になりますが、KATOさんから発売発表のありました885系1次車アラウンド・ザ・九州について紹介します。
JR九州の885系は大きく分けて2種類存在しています。
まずは1次車。2000年、長崎本線の特急「かもめ」の速度向上を目的に6両編成7本35両が製造されました。「白いかもめ」と呼ばれ、白いボディに正面運転台窓の下部とボディ裾部に黄色のラインが入った塗装となっていました。
2次車は、日豊本線の特急ソニック用として、2001年に5両編成3本15両が製造され、2003年には1両増結して6両編成となりました。885系すべてが6両編成となったため、「かもめ」「ソニック」共通に利用できるようになり、1次車の塗装も黄色から青色に変更され、
「かもめ」のロゴも「AROUND THEKYUSHU」に変更されました。
青帯への変更により、1次車、2次車は同じとなりましたが、前照灯の形状が1次車の細長に対して2次車は横方向に太いため、見分けることができます。また、ワイパーの数が1次車の3本に対して、2次車は2本となりました。
今回、発売予定となったのは、885系1次車「アラウンド・ザ・九州」ということですので、「白いかもめ」として登場した前照灯の細長いタイプで、青帯化された姿となります。
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