独特なスタイルをしたEF66は、昭和40年代に高速貨物列車専用機として開発・量産され、昭和60年代には旅客列車である寝台特急(ブルートレイン)にも使用されました。分割民営化後もJR貨物により一部設計変更された100番台が量産され、コンテナ貨物列車に充当されています。一方、ブルーリボン賞(1969年)を受賞した唯一の電気機関車でもあります。

 

かつて撮影したことのあるEF66といえば、JR貨物の100番台のみでした。

空コキ牽引のEF66-101 (1994年3月20日 尼崎)

 

福通56レ牽引のEF66-124 (2017年5月23日 山崎~長岡京)

 

真面に撮影したEF66はこの2枚位しかなく、あまり関心がない機関車だった様で、模型のEF66にしても僅かに2両しか保有していません。

KATO製の特急牽引機と、TOMIX製のJR貨物の試験塗装機です。旅客列車用はKATO製の「EF66後期形ブルートレイン牽引機」(品番3047-2)で新品を購入したもの。貨物列車用はTOMIX 製の「JR EF66形電気機関車(スーパーライナー)」(品番2159)で、JR貨物が独自塗装を検討していた際に20号機に施された試験塗装を纏ったもので中古品を入手しました。

 

一方、EF66のリニューアル製品が、KATO・TOMIXの両社から今春発売と予告されています。

KATOからは、5月にJR貨物の角形ヘッドライトの「EF66-100番台 二次車」(品番3046-1)。

 KATO 製品詳細 | EF66 100番台 (katomodels.com)

TOMIXからは、4月に「JR EF66-0形電気機関車(後期型・特急牽引機・グレー台車)」(品番7143),5月に「JR EF66-0形電気機関車(27号機)」(品番7159)と「JR EF66-0形電気機関車(後期型・JR貨物新更新車)」(品番7160)。

 JR EF66-0形電気機関車(後期型・特急牽引機・グレー台車) (tomytec.co.jp)

 JR EF66-0形電気機関車(27号機) (tomytec.co.jp)

 JR EF66-0形電気機関車(後期型・JR貨物新更新車) (tomytec.co.jp)

 

実機のEF66-27(ニーナ)には、今迄に遭遇する機会はありませんでしたが、30号機も解体されてしまい、今なお現役で頑張る孤高の長寿機に敬意を表して、TOMIX製の27号機を予約しました。併せ、5月に発売される運転台屋根搭載用の「クーラー(機関車用2)」(品番PC6062)も合わせて注文しています。なお、品番PC6062は今回リニューアルされる品番7159・7160専用との注釈があり、従来の同パーツ(機関車用1・品番PC6056)とは互換性がないようで、PC6056対応機には使用できませんとの注釈が記載されており、注意が必要です。

 クーラー(機関車用2) (tomytec.co.jp)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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