撮り散らかし鉄の記憶

撮り散らかした鉄道写真の中から記憶に残るシーンを

近鉄 高角(2022.1.16) 1013F、1015F 湯の山線電化100周年記念HM 並び

2022年01月17日 21時53分37秒 | 近鉄
昨日、近鉄湯の山線で湯の山線電化100周年記念ヘッドマークを掲出した1010系(旧920系)の並びを撮りました。
1枚目は、高角駅に向かう四日市西高校の学生がデザインしたヘッドマークを左側の窓に掲出したモ1013(旧モ925)の普通 近鉄四日市行きです。
薄っすらと雪化粧した鈴鹿山脈を背景に撮ることができました。



2枚目は高角駅で並んだ左側は四日市メリノール学院高等学校の学生がデザインしたヘッドマークを左側の窓に掲出したク1113(旧ク973)の普通 近鉄四日市行き、右側は四日市商業高等学校の学生がデザインしたヘッドマークを左側の窓に掲出したク1115(旧ク975)の普通 湯の山温泉行きです。



3枚目は後追いで、高角駅を出発して伊勢川島駅に向かうク1113です。



4枚目も後追いで、高角駅を出発して桜駅に向かう菰野高等学校の学生がデザインしたヘッドマークを左側の窓に掲出したモ1015(旧モ929)の普通 湯の山温泉行きです。



5枚目は順番が逆ですが、高角駅に到着したク1115です。



6枚目は、高角駅に掲出されていた湯の山線電化100周年記念フォトコンテストの案内です。
4種類のヘッドマークがデザインされており、こちらの方が分かりやすいかもしれません。
フォトコンテストは近鉄の公式サイトにもアップされてますが、3/31までが応募期間とのことです。



湯の山線は、1913(大正2)年に四日市鉄道により川島村~湯ノ山駅間が開業し、1916(大正5)年に四日市~湯ノ山間が全通し、1921(大正10)年に全線が電化されました。
その後、四日市鉄道から三重鉄道、三重交通、三重電気鉄道と所属する会社は変わりましたが、軌間762mmのナロー線のまま内部、八王子線と一体で運転されていました。
1964年には軌間を762→1435mm改軌し、架線電圧を直流750→1500Vに昇圧して近鉄名古屋線との直通運転が可能となり、1965年には近鉄が三重電気鉄道を合併し、近鉄湯の山線として現在に至ります。

昨年11/1に電化100周年を迎えたことから、湯の山線沿線の高校4校に記念ヘッドマークのデザイン制作が依頼され、昨年12/26にヘッドマークが披露されて出発式が行われました。
さらに本年3/31までの期間中にツイッターで「湯の山線電化100周年記念ヘッドマーク」が写った写真を投稿するフォトコンテストが開催されています。

1010系は、京都線用の920系として1972年に3両編成×5編成が登場しています。
車体は奈良線8400系に準じていますが、走行機器が600系から流用された吊掛車でした。
1982年に冷房化と同時に、カルダン駆動方式に交換されて高性能化されています。
1987~89年に全編成が方向転換、連結器の高さ変更が行われて名古屋線に転属し、1010系に改番されています。
裾絞りの車体は名古屋線系統では独特ですが、現在でも4編成が活躍しています。


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