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今日はED75機番シリーズの第140回 140号機の後編です。1998年以降の活躍の姿です。最後まで生き残ったED75の1両、引き続き貨物列車牽引に活躍しました。
82号機と重連を組んで黒磯に到着した140号機です。引き続きオリジナルの国鉄色での活躍でしたが、だいぶ塗装が痛んでいます。[4-10 郡山工]の検査表記が見られます。1992(H4)年ですからもう6年経過、途中休車がかかって検査周期延長が図られたんじゃないかな?
1998/12 東北本線(以下同様) 黒磯駅 3064レ
雪を付けてコンテナ貨物列車を牽引する姿を流していました。こういう撮り方をしているという事は..前ソがシロガマだったんだろうな😅。 盛 の区名札が見られます。
1999/02 剣吉-諏訪ノ平 3088レ
これも次ソがシロい1020号機だったのでこのアングルだったと思うんですが..
140号機は99年4月に長町へ転属、同時に仙台機関区へ改称されたんですが、区名札 長 が入っています。早々に 仙貨 を入れていた車両が多かった中、盛岡からの転属機が長町の区名札を入れていたんですね。あまり記憶に無い姿かもしれません。
1999/08 小鳥谷-一戸 3083レ
2000年に入って遂にシロガマ化されます。土崎全検を通って間もなくの姿、高圧碍子には緑の塗料が入り、綺麗ですね。雪晴れの中シロシロ重連でコンテナ貨物列車を牽引です。
2000/03 小繋-小鳥谷 3093レ
うず高く雪が積み上がった小繋駅を通過する140号機です。ホーム端の柵が雪でほぼ埋まっちゃっています。この日は寝台特急の機関車故障 立往生があって完全ストップ、雪の量が半端なかったのが影響したでしょうか。午後になってから北斗星が通過するという遅れまくりの日でした。ナナゴーの撮影目的で行ったのですが、見れた貨物列車は結局これ1本だけでした。どの列番に相当する列車かは全く分かりません。
2003/03 小繋駅 列番不詳
再び黒磯駅ですが、134+140シロの重連でした。検査表記は[12-2 土崎工]と読めます。2000年夏以降は 仙貨 所属、区名札も変わっていました。全検と同時に入れ換えられたかな?
2004/04 黒磯駅 5172レ
道床が霜で真っ白の中、満載のコンテナ貨物を牽引します。シロくはなっていましたが、ジャンパ栓などはオリジナルの姿のままでした。
2006/02 梅ヶ沢-新田 93レ
再び全検を通り、今度は裾のみが白い”帯カマ”になります。帯同士140+113号機の重連が行きます。同時期に全検を通ったのか、綺麗な機関車同士の重連でした。140号機は下り方2End連結器左のKE77ジャンパ栓が撤去され埋められているのが分かります。
2008/03 豊原-白坂 3083レ
この日はホキ工臨を牽引、影がかかるのをクリアできませんでした😅。上り方1End側は連結器右のKE77撤去です。開放栓受けは元々撤去されていたのでそのままです。一般機では珍しい側窓ユニットサッシの特徴は健在でした。貨車はホキ800ですが、八戸臨海鉄道の車両でした。
2008/10 渋民-滝沢 工9574レ
帯カマになってからは工臨を牽引する姿が多かったですね。143+140でヨ8000が付く”謎の工臨”を牽引して行きます。ヨの後方はチキ6000です。
2009/05 金谷川-松川 工9562レ
倉敷在住時代、東北へ遠征して撮影したこの1枚が最後になりました。陸前山王を通過する140号機です。機番の塗装が剥がれて来ていたのに合わせ、開放テコが白黒、シマウマのようになっていました😅。一旦白く塗った上から黒塗装をかけたんだろうか?
2011/03 陸前山王駅 97レ
140号機はこの後起こった震災の影響で運用離脱、最後まで残った7両のうちの1両ですが、2012~13年頃廃車になったものと思われます。
赤~シロ~帯..長く活躍の姿を見ることの出来た機関車でした。
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以上ED75 140 機番シリーズNo.140、最後までご覧いただきありがとうございました。