モデル倶楽部の機械加工日記

一年およそ355日工場で活動中。鉄道模型や仕事、バイク、クルマ、安旨グルメなどをつづってまいります。

電車前面作図

2022-01-17 13:14:49 | 16番 電車
文末に追加しました。




図面はありませんが
沢山のネット画像から
望遠でゆがみなく、クッキリ輪郭の前面画像をチョイスして
20インチモニター上で測定し作図します。
画像では約4.7倍の165幅なので正確でしょう。
あとはキット寸法に合わせアレンジします。






屋根、窓 などはRゲージをモニターに当てて測定します。





マニアさんから153系ボディが12本届きました。
先日のサハシ153×2でのルーバー加工、ふた彫刻と雨樋溝をご覧になり
二年前の 戸袋窓、トイレ窓、臭気口拡大 だけでは物足りず 
フル仕様に揃える追加発注です。
●窓拡大による客ドアをはじめとするプラ窓化+はめ込みユニットサッシ
●1両6箇所の点検ぶた彫刻
●座り抜群の雨樋溝・・・・・・ボールエンドミルで凹0.1ほど彫ります
●下向きアングル化
●段付き妻板化  など、少なくとも中間車工作のスピードアップは相当期待できます。

¥はそれなりに発生しますが
加工ボディを見てしまうと
特急料金を払ってでも 簡単、正確 なルートを選択したくなります。

別の例で、103系Hゴム色差しは10両で320箇所、方向幕窓を加えると340箇所、
はみ出しなく仕上げることは至難の業で
私はとても向き合う根性はありません。(模型で苦行は勘弁)





ちなみに103系1000番台 埋め込みステップは私物を含め残りこれだけです。
KSさんのキットで1000番台を組んだマニアさんはどれほどいるのでしょうか。
ほとんど妄想のみの押入れ在庫かな?






彫刻機でマニア向け加工を個別に請ける(物好きな)業者はなかなか見つからないでしょう。
お手持ちのキット数で途方も無い前途にくじけたら
ヤフオク放流か、小社への加工発注を御検討ください。
そんな欲求不満マニアに応えるべく頑張ってまいります。






追加


作図だけでは 絵に描いた餅 なので
お面最終決定ゲージt0.6を製作しました。
結局通算7個目の3で気が済みました。






2本の先頭車でわずかな幅差を吸収可能な段付き妻板が決定しました。
最後は裾を0.05ミリ延長し
段付きつばの仕上げしろを縮小して完成しました。

「どれどれ、当ててみるか」・・・・・・パチっとジャストフィットです。

このあとドア、窓、ライト の配置をアレンジして作図します。






ネット画像からの作図・左を
車体幅165→34.85ミリに縮小すると高さが34.22ミリになり
決定した段付きゲージの33.54ミリとは差がありますが
どちらが正しいかは問題ではなく
キットボディに合わせることを優先します。

33.54÷34.22=0.98    

窓、幌座、ライト、足掛け 等の高さを全て0.98倍に縮小して高さ調整したものが右のお面です。
キットのお面よりも左右窓中心高さが0.5ミリほど下方移動となりました。






キットお面の左右窓中心は裾から約20.6ミリです。
ネット画像では34.22高に対して20.44ミリです。
”各自工夫せよ” 的キットなので窓位置を何とかしましょう。









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