きかんしゃトーマス』(Thomas & Friends) は、鉄道模型及びCGアニメーションで制作された英国の幼児向けテレビ番組です。大井川鐵道を走る「きかんしゃトーマス号」。

 

大井川鐡道では毎年夏から秋(6月~10月)にかけてトーマス列車が運行しているのは有名ですね。

実はクリスマスの時期にも10日間ぐらいにはなりますがクリスマス特別運行というのがあります。機関車トーマスとジェームスが客車をひいて実際に走ってくれるんですね。クリスマス特別運行の時期にはトーマスもジェームスもサンタさんの帽子を被っているんですよ~!とっても可愛いんです。

すっかり夏休みの人気イベントとなった大井川鐵道を走る「きかんしゃトーマス号」。

「きかんしゃトーマス号」と「きかんしゃジェームス号」がお揃いの千頭駅。

車内は、ボックス席のヘッドカバーがトーマスデザインのものを使用。アナウンスもトーマスが大井川や茶畑など沿線の見どころや列車運行に関する注意を説明する。車窓からトーマスの仲間が隠れているのを見つけるのもお楽しみである。 きかんしゃトーマス弁当やお菓子、SLグッズもあるので、記念に買う人が多いようだ。また、トンネルが近づくと窓を閉めるように大人が子供たちに指示したりと車内は和やかな雰囲気である。なお、客車はエアコンがないので、それに対応した服装で乗車するのがいいだろう。トーマス号が吐き出す煤で顔や服が汚れることもあるので注意したい。

▼千頭駅トーマスフェアで会えるきかんしゃジェームス号

きかんしゃジェームス号とトーマス号

イギリスウィルバート・オードリー牧師が1945年より創刊した『汽車のえほん』(原題:The Railway Series)を原作とする映像作品。1984年から英国で放送が始まった1番ゲージ鉄道模型を使用して撮影される人形劇、現在はコンピューターを使用した3DCGアニメーションとして放送されている幼児向けテレビ番組です。

イギリスのアイリッシュ海に浮かぶとされる架空の島ソドー島に敷かれた鉄道で働く、顔と意志を持った蒸気機関車ディーゼル機関車などの車両たちと、それに関わる人々を描く。発表当時の英国鉄道における出来事や情勢を色濃く映した原作に対して、本作は当初からキャラクターコンテンツとしての側面がクローズアップされ、その一環として原作絵本では一機関車としてしか描かれていなかったトーマスを、明確な主人公と位置付けした上で制作されている。

1986年の第2シリーズ制作を皮切りに、以後も放送形態・制作会社・制作形態を変更しながらもシリーズは断続的ながら長期的に放送されており、世界的にも知名度の高い作品である。さらに幼年向け番組でありながら、撮影において使用される鉄道模型の緻密さ、キャラクターが実在の鉄道車両を基に設計されていることなどから、観点別で幅広い世代に評価されている。

 

大井川鐵道のきかんしゃ「トーマス」の仲間、「ジェームス」クリスマスのサンタに扮装したC56 44号機。

2015 大井川鐵道 トーマス・ジェームス クリスマス特別運転 [Japanese real Thomas & James] Black Diamondの動画にリンク YouTube

1989年よりアメリカでもPBS子供番組シャイニング・タイム・ステーション』にてコーナードラマとして放映を開始し、日本では1990年よりフジテレビ系の子供向け番組『ひらけ!ポンキッキ』内のコーナードラマとして放送を開始した。2018年現在では世界185の地域で30ヶ国語以上の言葉に翻訳されて放送されている。

紆余曲折を経ながら30年を超える長寿シリーズに成長し、幼児向けキャラクターの定番として大量の商品が流通している。ビデオ/DVD化された番組自体をはじめ、絵本や玩具・日用品・衣料など、2007年現在で日本国内のきかんしゃトーマスのキャラクター商品の売上額は年間300億円に上る。

 

by   GIG@NET

 

 

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