本日、毎年1月の休日に1往復だけ走るAE形のシティライナー92号に成田から船橋まで乗車しました。前任のAE100形が担当していた2015年3月以来7年ぶりの乗車でした。2010年の成田スカイアクセス線開業後はスカイライナーがスカイアクセス経由となり、それまでAE100形により京成本線経由で運転されていたスカイライナーをシティライナーと改称、それまでと同様に上野から成田空港まで走行しました。しかし、東日本大震災時の節電という名目のもとで運休。運転再開後は1日1往復、運転区間は成田までに短縮し、そのうち休日に1往復、そして2015年12月に廃止。以後は1月の初詣シーズンに1往復、(年により大晦日から元旦にかけての終夜運転でも走る)臨時でありながらダイヤ改正の時点で列車の時刻(専門用語でスジ)はすでに決めてあるらしく、ライナーを待つ各駅停車が船橋まで2本ありました。この2本は1月のわずか10日程度のために待避が設定されています。1月以外はライナーは来ませんが、運転される設定で来ない列車を通過待ちするのです。

↓回送として成田に到着

↓車窓

↓ライナー券は車内補充券で発行。

乗車率は各号車6〜8人。想定よりは乗っていました。AE形は今回乗車したシティライナーと同じルートをモーニングライナー(成田発上野)イブニングライナー(上野発成田)として毎日走っていますが、日中に京成本線を走ることは珍しいです。モーニング・イブニングライナーの停車駅は青砥、船橋、八千代台、佐倉で料金は一律420円。青砥からモーニングライナーへの乗車は出来ないそうです。

対してシティライナーはどこからでも乗車可能で、船橋〜上野・成田は520円。上野・青砥〜成田は970円とべらぼうに高くなります。420円なら今でも走れたかもしれないと思わなくもありません。


開運号の仕様でした。期間中はシティライナー専属でしょう。