今週も成田線我孫子支線を通る臨時列車が運行されました!
今年は、今週の成田山初詣ぐんま号がラストの運行となりますので、今までは撮る側でしたが見てたら乗りたくなったので大宮~成田までの面白い1区間を乗車してきましたのでレポートしていきたいと思います。
まず、この列車のすごい点をあげると以下のようになる
①しもうさ号しか使用されない東北貨物線、武蔵野線大宮支線、武蔵野線西浦和支線
②普通しか走らない武蔵野線を全駅通過
③定期列車は運行なしの武蔵野線北小金支線
④特急も停まる駅なのに柏駅を通過する
⑤普通しか走らない成田線我孫子支線を全駅通過
以上の5点を踏まえた上で見てもらえると面白みが伝わるのではないかと思います。
それでは、本題に入ります。
場所は大宮駅から・・・
通常はあまり使われない、臨時ホーム7番線に「成田山初詣ぐんま号」は入線します。
コンコース内の案内表示もこのように・・・
英語表記はされませんでした。
時刻は9:57頃
接近放送が流れます。しかし接近放送は「快速 成田行き」と流れただけで常磐線にいるような感覚の放送が流れただけでした。
大宮からの需要も多いようで、成田山へ初詣でに行く人、乗り鉄、ちょっとした快速として利用する人などなどと車内は9割方埋まっている感じでした。
車両は、先週のOM-52編成とは違い今週はOM-51編成と改造1番手が登板となりました。
今回、E257系5500番台は初めての乗車だったのですが・・・
どうやら、前とあまり変わっていない感じですね~
ただ、防犯カメラが設置されていたりと若干の変更はあるみたいです。
さて、大宮を発車した列車は湘南新宿ラインが通る東北貨物線へ入ります。
与野駅至近の大宮操車場構内でしもうさ号が通る武蔵野線大宮支線へ入ります。
その後、地下に降りていき長い長大トンネルへ・・・
そこを抜けると、別所信号場に至る。
この別所信号場は、武蔵野線の中で大きな役割を果たしており、府中本町方面に向かうと武蔵浦和方面にいく列車をこの信号場でさばいている。
この信号場でむさしの号は西浦和方面へ、しもうさ号は武蔵浦和方面へとさばいています。
成田山初詣ぐんま号は、常磐線方面へ向かうため列車は直進せず分岐して武蔵浦和の方へと低速(30km/hぐらい)で走行していきます。
分岐して程なく、武蔵野線の線路が見えてきて武蔵野線へと入ります。
武蔵野線内からは、スピードがかなり遅くなりMaxでも60㎞/h程度しかスピードが出なくなります。
まあ、武蔵野線定期列車と貨物の間を縫うようにこの列車が通るためあまりスピードを出すことが出来ないのでしょう。
大宮駅を出発してはや14分やっと武蔵浦和を通過します。
その後も低速で武蔵野線を走行していき、お隣南浦和を今度は武蔵野線側から通過していきます。
東武伊勢崎線との交点である南越谷を10:29頃通過、レイクタウンの前を10:32頃、南流山には10:44頃通過しました。
この南流山から先は、北小金支線へと進路を取ります。この線路を経由しているときの速度はなんと自転車並みの20~30㎞/hしか出しておらずかなりのノロノロ運転となっていた。ちなみに信号機については「進行」を現示していたので常磐線との兼ね合いとかではなく、ただ単に時間調整のための原則だったのではないかと思われる。
新松戸付近には北小金支線と馬橋支線がありすべて南流山で分岐します。馬橋支線は常磐線を南下し田端操車場方面へ行く線路でありかつては埼京線車両などの新鶴見などからくる甲種回送車両は必ずこの馬橋支線を経由します。
北小金支線には、成田臨の他に日立方面からくる臨時快速「ぶらり鎌倉」や小名浜から輸送されてくる安中貨物も北小金支線を経由します。
北小金支線を経由した、成田山初詣ぐんま号は常磐快速線へ合流します。
なんと!南流山から北小金まで所要時間が5分とかなり低速だったことがここからも分かるかと思います。
常磐線と合流してもあまりスピードは出なく、ほんの一瞬だけ80㎞/h程度出したがだいたいが60㎞/h程度しか出していませんでした。
まあ、常磐線も本数が多い中の間を縫うようにしてるのでそもそもあまりスピードは出せないのでしょう。
そして、注目ポイントなのが柏駅の通過である。柏は千葉県内でも上位に匹敵する乗降客数を誇る駅だがなんとこの列車あろうことか柏駅を通過するのである。
特急ときわは全列車が止まる駅を成田臨の臨時快速はすべてこの駅を通過するのである。
これは、もうすごいとしか言えないですよ。通常この駅を通過する列車なんてひたち号と貨物以外無いのだから・・・
ちなみに、柏駅には10:54に通過した。
常磐線とも次の駅でお別れである。
成田線我孫子支線との分岐駅:我孫子に10:58頃2番線に到着しました。
どうやら進路開通のことで車掌と我孫子駅員が話し合いを行っていた模様。
このような臨時列車の場合、あまり駅に知らされてないことがあるようでどのように発車していくのかの相談を行っておりました。(←これ昔からそうだった本部と駅との意思疎通がちゃんと図れてないのは改善したほうがいいと思うけど・・・)
どうやら、自動で進行を現示するとのことらしいので11:00頃進路が成田線側に開き発車しました。
成田線内に入るといきなりスピードが早くなります。
その理由としては、成田線内は単線であり行き違いする駅はもう固定されているので前の列車と詰まるということが無いので通常のスピードで通過できるのだと思われます。
ただやはり駅にポイントが有るため低速を余儀なくされますが・・・
それでも東我孫子を11:03、湖北11:06、新木11:08と通常の列車より若干速いペースで通過していきました。
最初の行き違い駅である布佐に11:11に到着、先着していた我孫子方面行きの発車を待って11:12に布佐を発車。列車内では停車前に行き違いの停車がある旨の放送がなされていました。
続いて、2回目の行き違いによる運転停車が安食駅で行われます。
安食駅には、11:23に2番線へ到着。この駅は1線スルー方式の駅なので2番線への入線はかなりレアとなります。我孫子方面行きの列車の到着を待って11:27頃発車。一路、成田へと向かう。
安食~下総松崎~成田間でもスピードを出して定刻通り11:38に成田駅3番線へと入線しました。
ダイヤが違うため、今回は先週とは違う構図となりましたw
今回、大宮~成田間の1区間での平均車速は約50㎞/hとあまりスピードは出ていませんでした。
ただ、成田線内で平均車速を巻き返したこともあるので、成田線内を除くともっと平均車速は低いかと思われます。
おそらく、これは他の列車でも同じだと思われますので成田臨へ今後乗ろうと思っている方は、覚えておいた方が良いかもしれません。
ということで、成田に到着したE257系は11:46頃成田留置線へ回送されました。
折返しまで成田留置線で車内清掃をしたE257系は15:17頃再び成田駅3番線へ入線しました。
私も先程乗った列車をお見送りするべく、先回りして1番最初に撮影した湖北~東我孫子間で撮影し今年の成田臨の撮影を終了しました。
今回、はじめて自分の沿線を通過する列車に乗車しなかなか出来ない貴重な体験ができたと思います。
ちょっと他の成田臨にも興味が湧いたのでまた来年も乗ってみようかと思います。
最後に・・・
大宮~成田間の側面動画を撮りましたので、テロップなどを入れて通過している場所など分かりやすく編集した上で載せようかと思います!ご期待ください!!!
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