こんばんは。
1月半ば、聞こえてくる期末試験の足音を無視しながら日々を過ごしているわけですが、どうやら限界が生じてきたようです。そこに舞い込んできたオミクロン株の急拡大、三重県のまん防案件…波乱の2月を迎える予感です、ええ。
さて本題へ。信貴線や道明寺線を堪能…というか普通に関西を楽しんじゃってますが、いよいよ最終回。阿部野橋もとい天王寺からは、Osaka Metro 御堂筋線に乗り込みます。
前回はこちらから。
21系(21614F) 〈新大阪〉
日本一のドル箱路線として名高い御堂筋線は、梅田~心斎橋での単行運転から始まるシンデレラストーリーが話題に挙がることもしばしばあります。1933(昭和8)年からの度重なる延伸と編成増強を繰り返して、今の形があるわけですね。
そんな歴史の中でも触れたいのが、主要駅に未だ残されているシャンデリア(蛍光灯照明)でございます。正確には白熱灯から蛍光灯に交換されたのでデザインだけが踏襲された形ですが、それでもLED照明とは違うレトロな雰囲気が興味をそそります。
21系(21607F) 〈天王寺〉
写真は天王寺の様子。2面3線というそこそこの規模なので、その空間の広さを活かした傘型のシャンデリアが規則的に並んでいました。ちなみにB階段付近には開業当時から使われている和風の箱型照明灯が現存しており、文字通りの骨董品となっています。
ただ、2018年12月に全15駅の「地下空間の大規模改造」を実施することが発表され、もれなく御堂筋線の各駅もその対象に含まれることに。これまでのイメージとは真逆の近未来的なデザインに、当初は批判的な声も少なからずあったようです。
発表当時のプレスリリースはこちら。
30000系(31608F) 〈新大阪〉
話を戻して、メトロ車の中では新車の部類に入る30000系との2ショットも似合いますね。2025年の大阪万博に関連して、後継の30000A系(まあ中央線と谷町線にですが)が登場するらしく、ちょっと先輩感が出てきたかもしれません。
先述のリニューアルは既に始まっており、新幹線連絡ができないことで定評(?)がある中津は見違えるほど大変貌したとのこと。現在も絶賛工事中でして、無論シャンデリア設置駅も例外ではないので、姿を消す日はそう遠くないのかもしれません…
あ、もちろんイメージ画像を見る限りでは「なんとなく残ってる?」みたいな駅もあるので、ぜひとも残してもらいたいものです。
8000形(8006F) 〈江坂方面千里中央〉
移動しまして梅田まで。こちらは逆富士型のシャンデリア…と言いたいところですが、リニューアルの末にLED照明へと置き換わりました。元々広いことも相まって、良い意味で地下鉄らしくない明るい空間へと変わった印象でした。
そこへと滑り込んできた北大阪急行のポールスターこと8000形は、まさかの廃車もちょくちょく発生しているらしいですね。2023(令和5)年度中には箕面方面への延伸も予定されているので、その辺りにはどうなっているかが気になります。
後は谷町線→千日前線で鶴橋まで出て、近鉄構内の焼肉ライクを食らいつつ、宇治山田行き急行→名古屋行き急行の流れで帰りました。青山越えは寝ながら過ごすとあっという間ですが、寝違えると最悪です。
やっぱ関西はいつ行っても楽しいですな。三重からだと鉄道にしろ車にしろ山を越える「だけ」なので、春休みにも訪れたいところです。まあクソみたいな某ウイルス次第ですけど。
以上、信貴線から始まるおまけ(という名の関西プチ撮影記)でした。ありがとうございました。