【2022年初便】2022/1/15・16 WEST EXPRESS 銀河@柳井駅 | 金屋代かずおのお部屋

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周防大島町を拠点に鉄道旅行・鉄道もけいの活動を行っています.

(ハレマルもお見送り)

 

2022/1/15,「WEST EXPRESS 銀河(WE銀河)」が約10ヶ月ぶりに山口県に現れました.

(実際には1/11・13に試運転が行われていました.)

1/15 下り

2020年度とダイヤが変更となっており,下り列車は曜日に依らず17:18頃に柳井駅に運転停車,約10分停車します.ドアは開きません.

いかにも夜行列車的な印象を残す光景となっていますが,目的地まではあともう少し,というところです.

乗車率は40%程度でした.

(2021/2/16・旧跨線橋から撮影)

今回はこのシーンはありません.今回はダイヤ変更により,筆者の今回運行での下り列車の撮影・見送り機会は激減となります.

1/16 上り

12:53に到着します.2020年度ダイヤと異なり,本線である1番のりばに停車します.

今回は物販コーナーが拡充され,改札外に設置,甘露しょうゆや柳井縞製品はもちろん,柳井市に本社工場・山口県内に多くの店舗を持つ「果子之季」のお菓子である「月でひろった卵」「鳩子の海」さらにはキーホルダー・バッチなど柳井金魚ちょうちんを用いた「WE銀河」コラボグッズまで販売されていました.ただし2020年度とはラインナップが異なり,例えば「柳井縞マスク」「カレーパン」などは販売されていません.また,ホーム上の自動販売機が姿を消しているため,飲み物が必要な方は改札外の自動販売機を使うか,駅を出て左手すぐのセブンイレブンに行く必要があります.「WE銀河」のお客様でも降りて戻れる距離です.

117系7000番台車両の模型が展示されていました.

さらには記念撮影用のボードが登場しています.これ以外に柳井市の「やまぐちフラワーランド」仕様もありました.

1番のりばに停車することになったため新しく形式写真が綺麗に撮れるようになりました.

1/23などは柳井駅で「WE銀河」と「瑞風」がすれ違います.候補のアングルを確認しておきます.

(「WE銀河」を後ろから撮るアングルは黄色い線の外側です)

13:24,WE銀河は多くの柳井市の皆様に見送られて出発して行きました.

こちらの乗車率は70%程度でした.もっとも人気が高いであろう6号車のグリーン個室は満席でしたが,特に下り列車は「ファミリーキャビン」が空席,「ファーストシート」「クシェット」にも空席が目立つ,一部はJRの関係者が使用しているなどの光景が見られました.思いきり昨今山口県・広島県に適用された「まん延防止など重点措置」の影響が大きいものと思われました.乗車希望の方にとっても,感染拡大が問題となった年明けのタイミングでツアーをキャンセルすると少なくとも5,440円(姫路発広島行き;最も安い場合)のキャンセル料がかかるため苦渋の選択をなされた方もいらっしゃるのではないかと思います.この日も,列車は動いています.

 

1/15には東大周辺で受験生が襲われる,1/16深夜にはトンガ周辺の海底火山噴火で太平洋沿岸に津波警報が出るなど,多くの思わぬ動きがあります.1/17には阪神・淡路大震災から27年となります.時代は変わっても列車は間違いなく動いていました.そして,これからもです.「WE銀河」の旅は記事公開時点で東広島市,まだまだ先は長いです.皆様のご安全をお祈ります.

 

※「【見送り・撮影】WE銀河」は即日アップすることがあります.

おまけ

パンタグラフの画像をアップします.

SLやまぐち号の運行について

追記になりますが,1/14に「SLやまぐち号」の運行計画が発表されています.1ヶ月前の指定券発売日も休日である運転日は,3/19・20,3/26・27,5/3,7/18,10/10です.昨今「SL」やまぐち号は普通車も含めて指定券が取りづらくなっています.8/1の運行はありません.2023年は山口線全線100周年ですが,現時点でプレキャンペーンなどは発表されていません(特に2023/8/5は土曜日であり,特製ヘッドマーク装着・記念品配布が予想されます).

 

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/220114_02_sl_yamaguchi.pdf

 

筆者としては昨今故障が相次いでいるSLは大切に扱ってほしいと考えており,メンテナンス・その要員育成の観点から不定期的にDLで運転してほしいと思っていましたが,今回は設定されません.

 

2022/1/17追記:「WE銀河」の上り列車は新しく宇部駅にも停車します.

2022/2/11:記事を修正しました.