国鉄 (JR) 山手線と並び称される、 “東京の鉄道” を代表する存在である営団地下鉄 (東京メトロ) 丸ノ内線。突如出現した 「赤いボディに白い腹巻き+サインウェーブの電車」 は戦後東京復興の象徴的存在でありました。

1988年に後継車両である02系が登場するまで、丸ノ内線と言えばこのボディカラーを受け継いできたわけですが、 「Then」 画像の方は右も左も赤い電車で埋め尽くされています。方向幕も紺地に白文字の新タイプに交換されていることから、1980年代の撮影かなと思いますが、場所はすぐに判りますよね。そう、後楽園駅です。

 

 

こちらが 「Now」 。現在の後楽園駅になります。

さして変わっていないように見えますが、画像奥のビジネスホテルと思しき建物はマンションに生まれ変わっています。また、トンネルが少し延長されていますし、画像右側の高台の法面も変化しています。

 

 

電車を入れてみました。

丸ノ内線は現在、第三世代である2000系への置き換えが進んでおりまして、伝統の 「赤い車体に白い腹巻き+サインウェーブ」 が復活して話題を呼んでいます。

次の茗荷谷駅に車庫があるんですけど、後楽園駅には2編成収納出来る電留線がありまして、 「Then」 では電留線に車両が収められているんですけど、現在は使われているのでしょうか? 因みに2022年現在、後楽園止まりの列車は存在しないので、この電留線も使われていないようですね。