@小山(きそば) | DAIKON's Life

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Yahoo!ブログからの引っ越し組です。
だいこんが日々感じたことを、気の向くままに綴っています。







仕事をこっそり早めに抜け出して、浜松町から一路小山へ向かいました。
明日の営業をもって幕を閉じる、小山駅構内の立ち食いそば屋さん「きそば」への訪問が目的です。

スープがなくなってしまったため19時頃には食券の販売が終了し、整列と安全確保のため動員されているJRの係員が、後から来たお客さんにお詫びをされていました。

SNSの写真でもその姿を拝見していましたが、この日も寒い中社長自らが積極的に整列に携わっていらっしゃいました。
御礼の言葉を口にするお客さん一人ひとりに頭を下げていらっしゃる姿は、とても印象深いです。

小一時間整列して、ようやくカウンターに食券を出す番が回ってきました。
注文したのは天ぷらそば(390円)に、トッピングで岩下の新生姜(110円)。
プラットホームで北風に晒されてすっかり冷え切った体でしたが、熱いスープと生姜を口にするとたちまち暖かくなりました。
体を温めたい一心でスープを口にしながら美味しいそばをひたすら啜り、ボリュームのある天ぷらとの組み合わせも存分に堪能できました。

地元企業が営む美味しい駅そば屋さんが姿を消すのは、本当に寂しいかぎりです。
幸いこちらを経営している「中沢製麺」は、本社直売所、都内、ネットショップ(JREモールでも販売しているそうです!…それなら駅構内で営業続けてもらいなよJRさん…)での販売を継続されるとのこと。
「いつの日か本社直売所を訪れてお土産を買いたい!!」という思いを社長に申し上げ、約束をしてきました。
「ポイントが貯まっているようでしたらJREモールでもぜひ!!」と巧みなセールストークも聞くこともでき、これは早いところ購入したいとあらためて思う次第でした。

自分がここのそばをいただくのは今日が最後。
勿論、感慨無量の『全つゆ』です!!
本日最後のそばを作り終えて、安心していた厨房スタッフの表情が忘れられません。

営業最終日は明日14日。
最後まで事故やトラブルなどがないことを祈念しつつ、「きそば」に後にしました。
これまで本当に多くの旅人の、心と胃袋を満たしてきたことと思います。
長らくの営業、本当にお疲れ様でした。